建築現場などをサイバー空間で体系的に遠隔スペース管理、「Matterport」と連携したシステム「ArchiTwinBasic」をリリース
ArchiTwin株式会社
ArchiTwin株式会社(本社:東京都港区 代表取締役:関良平)は6月7日、Matterportの仮想空間に主に家具などのオブジェクトを自由に配置できる「ArchiTwinBasic」をリリースしました。 ■公式サイトURL:https://archi-twin.com 「ArchiTwinBasic」はVR仮想空間内に家具などのオブジェクトを配置できるなど、Matterportをより実務的に使用できる新たなシステムです。建築現場やバーチャル展示会の設営管理、不動産業者のオンライン内見など様々な場面での活用を期待しています。
▼ArchiTwinBasic(アーキツインベーシック)の特徴
1.3Dオブジェクトが配置できる
Matterport空間に3Dオブジェクトを自由に配置して、3Dオブジェクトを配置したMatterport空間をユーザーに公開できます。obj,fbx,jib形式のオブジェクトを配置することが可能です。
2.ミニマップ(平面図)を表示できる
Matterport空間のどの位置にいてどの方向を向いているかを制御して、視覚化する「ミニマップ」を表示する機能を提供しています。ミニマップを表示することで、Matterport空間内での移動や既視感を改善することが可能です。
3.タグ機能の充実
Matterportではできないタグ一覧を表示し、タグに対して画像や動画を紐づけて、タグ一覧画面に表示できます。Matterport空間のタグにそれ以上の表現力を持たせることで、空間内のポイントに対して情報発信することが可能です。
▼ArchiTwinBasic 価格表
今後はBasicで提供しているサービスに加え、複数の空間を一元的に管理し、それぞれの空間にアクセスできるメンバーを制御することができるArchiTwinPro(β坂)を開発しています。
▼ArchiTwinPro(β坂)について
ArchiTwin Proは、Matterport空間での作業者間のコラボレーションを実現するWebサービスです。
Basicで提供しているサービスに加え、複数の空間を一元的に管理し、それぞれの空間にアクセスできるメンバーを制御することができます。また空間内のタグ内に対するメッセージをメンバー間で共有することもできるMatterportと連携したコミュニケーションプラットフォームです。
さらにはBIMデータを重ねて表示したり、文書管理クラウド「BOX」と連動したりするとこも可能です。
▼ArchiTwinProの主な機能
・タグ情報のダイレクトメール送信
・タグのCSVダウンロード
・BIMオブジェクト挿入
・BOXデータ連携
・レイヤー管理
《レイヤー管理》
《情報のダイレクトメール
送信》
《BIMオブジェクト挿入》
※Matterport(マーターポート)とは
マーターポートはアメリカのベンチャー企業Matterport社が開発した3Dカメラを使った4K3D対応カメラによる画像自動合成処理クラウドサービス。制作した3DモデルはWEB上で自由な位置や角度から空間内を見ることが可能で、その場にいるような臨場感が体験できます。
詳細は以下のURLをご参照ください。
https://livingcg.jp/matterport/
※ArchiTwin(アーキツイン)とは
デジタルツイン(物理空間の情報をサイバー空間で再現すること)とアバターロボットで、リアルタイムに建築現場をスキャニングしながら遠隔現場管理を可能とするソリューション。
コロナ禍においてデジタル環境への急速な対応が求められている中で、デジタルツインを用いた現場は最前線といえます。
ArchiTwinは撮影した空間をサーバー上に表現する3Dカメラ+サーバーサービス「Matterport」(マーターポート)と連携したシステムで、生成した3D空間モデルを体系的に管理することができます。3D空間モデル内にはオブジェクトの設置や、複数人で管理できる画像やメモを残すことが可能です。作業進捗や時間ごとに3D空間モデルを生成することで時間経過後も遡って現場の調査・確認に寄与します。
■ArchiTwin株式会社
"デジタルツインの技術を活用した遠隔現場管理ソリューション"を用いて、建築業界に貢献することを掲げています。
・所在地:東京都港区西新橋2-33-4 プレイアデ虎ノ門801
・代表者:代表取締役 関 良平
・事業内容:デジタルツインに関する業務(データ収集、解析ほか)
・設立:2020年6月16日
・お問合せ:contact@archi-twin.com