このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析 第145回

アップル新型「iMac」驚きの電源

2021年06月07日 16時00分更新

文● 松村太郎 編集● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 MacBookシリーズは、USB-CもしくはThunderboltポートの1つを電源ポートとして利用していました。そのため、電源を繋ぐと、2つもしくは4つしかないThunderbolt/USB-Cポートを1つ占有してしまいます。特に2ポートしかない場合、拡張性が著しく失われてしまうのです。

 デスクトップでありながら、Thunderboltが2ポートしかないモデルが用意されたiMac。デスクトップだってワイヤレス接続を最大限に活かせばポートなんて使わずに済むというアイデアも透けてきます。

 ただし、MacBook Proのように電源ケーブルが排他利用ではないデスクトップで、2ポートの1つを常時占有するというのは、あまり良い選択とは言えません。

 そこで、iMacでは本体背面中央に新しいポートが用意されました。

 このポートの名前はアップルの製品仕様にも特に示されておらず、あえていうなら、ここに差し込むケーブルの先についている「143W電源アダプタ」が記載されているだけです。

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII.jp RSS2.0 配信中