MacBookシリーズは、USB-CもしくはThunderboltポートの1つを電源ポートとして利用していました。そのため、電源を繋ぐと、2つもしくは4つしかないThunderbolt/USB-Cポートを1つ占有してしまいます。特に2ポートしかない場合、拡張性が著しく失われてしまうのです。
デスクトップでありながら、Thunderboltが2ポートしかないモデルが用意されたiMac。デスクトップだってワイヤレス接続を最大限に活かせばポートなんて使わずに済むというアイデアも透けてきます。
ただし、MacBook Proのように電源ケーブルが排他利用ではないデスクトップで、2ポートの1つを常時占有するというのは、あまり良い選択とは言えません。
そこで、iMacでは本体背面中央に新しいポートが用意されました。
このポートの名前はアップルの製品仕様にも特に示されておらず、あえていうなら、ここに差し込むケーブルの先についている「143W電源アダプタ」が記載されているだけです。
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