巨大&大量のシャボン玉の作り方
【シャボン液の作り方】
バケツや桶のなかに精製水1.5LとPVA入り洗濯のり200mlを入れて混ぜます。
その後、食器用洗剤200mlを泡立てないように入れます。また、グリセリンがあれば100ml入れます。泡立てないようにゆっくりと混ぜて、なじませるために1時間ほどそのまま置いておきます。
【シャボン玉製造装置の作り方】
プラスチックチェーンをつなげ、シャボン玉液をつけて飛ばす部分を作っていきます。プラスチックチェーンを1本長く切り、写真のようにプラスチックチェーンを数本同じ長さに切って半円のようになるようにくっつけていきます。半円の個数が多いほどシャボン玉を一度にたくさん作ることができて、また半円が大きいほど大きなシャボン玉をつくることができます。今回は半円を6個作りましたが、大きさなどを調整して好きな個数を作ってみてください。
なお、プラスチックチェーン同士をくっつける際は、ニッパーを使って端っこのプラスチックチェーンに切れ目を入れてねじり、つなげたいプラスチックチェーンにひっかけると簡単につなげることができます。ニッパーを使う際は、手を切ったりしないように気をつけてください。
半円をつなげた1本の長いプラスチックチェーンの両端を釣り竿に取りつけます。釣り竿にもともとリングがついている場合はそこにプラスチックチェーンを通し、ない場合はリングごとつけてください。なお、リングにプラスチックチェーンを取りつける際も、ニッパーでプラスチックチェーンに切れ目を入れてねじってひっかけるとうまくつなぐことができます。
プラスチックチェーンの両端を釣竿につなげると、写真のようになります。
釣竿の下の部分を手に持ち、完成です!この状態で、シャボン液をつけて飛ばしていきます!
時間をおいてなじませておいたシャボン液に、プラスチックチェーンの部分を浸します。このとき、釣竿同士を近づけてプラスチックチェーンの部分が全てシャボン液に浸かるようにそっと入れます。
そして、ゆっくりと釣り竿を上げて釣竿同士を離し、プラスチックチェーンを広げていきます。風が吹いていれば、広げていく段階でシャボン玉をつくることが出来ます。
風が吹いていない場合は、プラスチックチェーンを広げた状態のまま、一回転したりしてプラスチックチェーンを動かすと、シャボン玉をつくることができます。風が緩やかだったり、プラスチックチェーンをゆっくりと動かしたりすると、作ったプラスチックチェーンの半円から大きなシャボン玉ができます。
強く速い風が吹いた時や、プラスチックチェーンを速く動かした時は、チェーンの1つ1つの細かい穴からシャボン玉ができて、小さなシャボン玉を一度に大量につくることができます。
ぜひ、プラスチックチェーンを動かす速さを調節して、大きなシャボン玉を作ったり小さなシャボン玉を作ったりと作り分けてみてください!
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