5月11日、「VisaのApple Pay」が日本で始まりました。最近普及が進んでいるVisaのタッチ決済を始め、iPhoneやApple Watchのアプリ決済でもVisaカードが使えるようになる、待望のアップデートとなっています。
■「VisaのApple Pay」始まる
これまでiPhoneやApple Watchに日本のVisaカードを登録すると、「iD」または「QUICPay」が使える状態でした。これを日常的に使っている人も多いと思われるものの、新たに「Visa」としても使えるようになりました。
三井住友カードなど、VisaのApple Payに対応した発行会社のカードであれば、画面上に「Visa」のロゴが表示されます。Apple Payで使われる「デバイスアカウント番号」も、iDまたはQUICPayに加えて「Visa」が加わっています。
iOSのアプリ内決済では、これまで使えていたMastercardやJCB、アメックスに加え、Visaのカードを選択可能に。SuicaやPASMO、スターバックスのチャージに使えました。
しかし、マクドナルドやYahoo!ショッピングのアプリでApple Payを選択すると、Visaカードは選べない状態です。Visa広報部によればこのあたりは「順次対応予定」とのことです。

この連載の記事
- 第265回 アップル製品の「壁」を取り払う新機能に注目 #WWDC22
- 第264回 メガネをかけると大画面? 「Nreal Air」を試した
- 第263回 在庫不足のアップル、コスト増のアマゾン──GAFA決算、各社の課題浮き彫り
- 第262回 出張用のPCやモバイル回線を見直した
- 第261回 アップル「Mac Studio」Mac miniから買い換える価値はある?
- 第260回 楽天モバイル「Apple Watch」は新たな強みになるか
- 第259回 あえて選択肢なくした格安SIM「一択モバイル」が面白い
- 第258回 楽天モバイル 人口カバー率96%でも不安?
- 第257回 貴重な片手スマホ「Rakuten Hand」7000円の大幅値下げ 買ってもいい?
- 第256回 ワクチン接種証明アプリ、使い方の広がりにも注目
- 第255回 アップル新型「MacBook Pro」改善された外部ディスプレイ出力を試す
- この連載の一覧へ