1億800万画素カメラはシーンを選ばす高画質で撮れる
このモデルの最大のアドバンテージと言えるのがカメラ。広角のメインカメラには有効画素数が1億800万画素で1/1.52型の画像センサーを採用しています。
ただし、デフォルトで1億800万画素で撮れるわけではありません。9つの画素を1つにまとめて効率よく光を取り込む「9-in 1 ビニングテクノロジー」を採用し、記録される画像サイズは4000×3000ピクセル(1200万画素)になります。撮影シーンや被写体を問わず、鮮明かつナチュラルな色で撮れる印象です。
なお、108Mモードで撮ると、12000×9000ピクセル(1億800万画素)で記録されます。データサイズはかなり大きくなりますが、被写体に近づけないときに、撮った後に拡大して細部を確認したり、高画質で切り出したりできるのは便利でしょう。
メインカメラに加えて、超広角カメラ(800万画素)、望遠接写カメラ(500万画素)と、深度センサー(200万画素)を付帯。超広角や望遠で撮影しても、メインカメラと同等の明るさ・色で撮れるようにチューニングされています。なので、画質を意識せずに、倍率を変更できます。比較的安い機種ですが、細かい部分までしっかりしている印象です。
インカメラは1600万画素。筆者は自撮りはほとんどしないので細かい部分まではチェックしていませんが、AIによる補正や、背景をぼかせるポートレートモードなど、必要十分な機能は揃っていました。ビデオ通話にも役立ちそうです。
動画は4K(3840×2160)では30fpsで撮影でき、1080p(1920×1080ドット)なら60fpsでも撮影可能。筆者が気に入ったのがVlogモード。数秒のクリップを最大8個つなげたショートムービーを簡単に撮影できる機能で、14のテンプレートが用意されています。画質は1080pに固定されますが、さほどデータサイズが大きくならず、SNSなどでシェアするには好都合です。
上の動画はVlogモードで撮影した作例。自らスマホを動かなくても、エフェクトを映像が動き、見栄えがするショートビデオが編集される

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