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ハイバリューながら高品質なスタンダードPC「THIRDWAVE」の魅力に迫る 第5回

10万円台からとリーズナブル! 自分好みのビデオカードを搭載したり、多くのベイに色々カスタム可能

第11世代Core i7搭載でビデオカード非搭載、拡張性高くカスタムの余地を残した遊び心も魅力のデスクトップPC「Monarch GE」

2021年04月30日 13時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

提供: サードウェーブ

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ビデオカードを差せばさらに性能向上!
余ったカードでゲームもクリエイティブも

 Monarch GEは、購入後に用途に合わせて好みにカスタマイズできる余裕があるのも特徴となっている。ガチガチにハイスペックというわけではなく、いい意味で隙のある構成となっているため、ベース機として購入して、あとから自分好みにカスタマイズするという楽しみも味わってほしいという、サードウェーブの思いも込められたマシンなのだ。

 2021年4月現在、ビデオカード不足が深刻で、それにともない価格も上昇している。もし、自宅にもともとのデスクトップパソコンに搭載していたビデオカードがあれば、それを流用することも可能。また、今はMonarch GEを標準スペックで使用して、今後ビデオカードの供給が増えた際には、新しいものを購入し追加するというのもありだろう。

 そこで今回は、GeForce GTX 960、GeForce GTX 1660 Ti、GeForce RTX 2060 SUPERを用意し、どれくらい性能が向上するかを「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」で比較してみた。設定は、1920×1080ドット、高品質(デスクトップPC)、フルスクリーンで計測した。

標準のCPU内蔵GPUでの結果

GeForce GTX 960での結果

GeForce GTX 1660 Tiでの結果

GeForce RTX 2060 SUPERの結果

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマークの結果
インテル UHD グラフィックス 750 GeForce GTX 960 GeForce GTX 1660 Ti GeForce RTX 2060 SUPER
2271(普通) 8319(非常に快適) 17930(非常に快適) 19729(非常に快適)

 FFXIVは負荷が軽めのタイトルになるため、インテル UHD グラフィックス 750でも設定次第では遊ぶことができるが、GeForce GTX 960を追加すると、評価は非常に快適まで上昇する。少し昔のディスクリードGPUでも、FFXIVくらいの負荷のタイトルであれば、存分に遊べるだろう。

 では、最新タイトルを快適に遊べるかどうかを「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」で計測してみた。なお、CPU内蔵グラフィックスだと厳しいのは明白なため、ディスクリードGPU搭載時のみの計測となる。こちらは、1920×1080ドット、標準品質、フルスクリーンという設定でチェックしている。

GeForce GTX 960の結果

GeForce GTX 1660 Tiの結果

GeForce RTX 2060 SUPERの結果

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークの結果
GeForce GTX 960 GeForce GTX 1660 Ti GeForce RTX 2060 SUPER
3926(普通) 9022(とても快適) 12362(非常に快適)

 さすがにGeForce GTX 960だと設定次第にはなってしまうものの、GTX 1660 TiとRTX 2060 SUPERでは設定不問でもしっかりと遊べそうだ。最新タイトルもフルHDで快適に遊べるようにしたいのであれば、GeForce GTX 1660 Tiくらいは必要になってくるというのが分かった。最新のビデオカードだと価格も上がっているが、少し前のビデオカードであれば、自宅に余っていたり、リーズナブルに手に入るかもしれないので、ゲームや動画編集を快適にしたいのであれば、Monarch GEにビデオカードを追加するといい。

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