ハイバリューながら高品質なスタンダードPC「THIRDWAVE」の魅力に迫る 第3回
独自に標準搭載されているUSB端子やWi-Fi 6が便利! VESAマウントキットでディスプレー背面にも設置可能
見た目は小型・性能はタワー型並み! リビング用マシンにも最適なTHIRDWAVEのRyzen/インテルCore搭載ミニPC
2020年12月24日 12時00分更新
多くのBTOパソコンを扱うサードウェーブの中でも、少々異色のラインアップとなるのが、スタンダードパソコンブランド「THIRDWAVE(サードウェーブ)」シリーズのミニパソコン。タワー型と比べても見劣りしないCPU性能を持ちながら、置き場に困らないコンパクトなボディが特徴で、ゲーミングPCほどの3D性能は必要ないという人に人気のモデルとなっている。
とくに注目を集めたのが、CPUに高性能なRyzen 5 3400Gを搭載した「mini Regulus AR5」だ。CPUだけでなく内蔵GPUの性能も比較的高く、軽量ゲームやインディーズゲームまで楽しめるというメリットがあった。また、このマシンはASRockのベアボーンをベースとしているが、通常付属していないWi-Fiや増設USBも標準装備するなど、独自のカスタマイズでより使いやすく仕上がっていたのも魅力といえる。
このmini Regulus AR5の後継モデルとして新たに登場したのが、今回紹介する「mini Regulus II AR5」だ。CPUがRyzen 5 3400G(4コア/8スレッド)からRyzen 5 PRO 4650G(6コア/12スレッド)へと進化したほか、標準でメモリーを16GB搭載。さらにWi-Fiは高速なWi-Fi 6に対応しているなど、同サイズながら大きく性能がアップしている。
また、同時にCore i5-10400(6コア/12スレッド)を搭載した「mini Magnate II IM」も登場。こちらはインテルCoreプロセッサー搭載モデルで、メモリーこそ8GBと少ないものの、Wi-Fi 6対応といったそれ以外の部分はほぼ同等となっており、インテル派の人にとって注目のモデルといえるだろう。
それでは、新たな超小型パソコンとして発売されたこの2モデルについて、詳しく紹介していこう。
試用機の主なスペック | ||
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機種名 | mini Regulus II AR5 | mini Magnate II IM |
CPU | Ryzen 5 PRO 4650G(3.7GHz~4.2GHz)、6コア/12スレッド | Core i5-10400(2.9GHz~4.3GHz)、6コア/12スレッド |
グラフィックス | Radeon グラフィックス | インテル UHD グラフィックス 630 |
メモリー | 16GB | 8GB |
ストレージ | 250GB SSD(M.2接続/NVMe対応) | |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.0 | |
インターフェース | USB 3.2 Gen1、USB 3.2 Gen1(Type-C)、USB 3.1 Gen1、USB 2.0×3、有線LAN端子、HDMI端子、DisplayPort、D-sub 15ピン | USB 3.2 Gen1、USB 3.2 Gen1(Type-C)×2、USB 3.1 Gen1×4、USB 2.0×2、有線LAN端子、HDMI端子、DisplayPort、D-sub 15ピン |
サイズ/重量 | およそ幅80×奥行155×高さ155mm/約1.35kg | |
OS | Windows 10 Home(64bit) |

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