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T教授の「戦略的衝動買い」 第629回

スマホ・パソコン化計画「令和のポケットボード」懲りずに3台目を衝動買い

2021年04月22日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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 またポータブルモニターは以前のMirabookやMobileBookにはなかった10点マルチタッチ液晶画面を採用しているため、スマホを13.3インチのタッチ画面対応のWindowsパソコンのような感覚で操作でき、極めて高い生産性が期待できる。

タッチパネル機能のあるポータブルモニターなら大きなスマホのようにも使える

 デスクトップモードに対応していないアプリの中には、画面サイズがスマホイメージのままという残念なものもあるが、一般的には大きなパソコン画面イメージで見ることのできるアプリが多く、ウェブニュース系のアプリなどはより大きな画面で読めて快適だ。

アプリによっては残念ながら大画面が生かせないアプリも存在する

ニュース系アプリは大画面を生かして便利にビューできるものが多い

付属USB Type-Cケーブルで接続しマルチスクリーン化

 またポータブルモニターは前述した通りminiHDMIポートを搭載しているので、Windowsパソコンのマルチディスプレー化にも対応可能だ。今回は、筆者のThinkPad X1 Nanoとスタンドモードにしたポータブルモニターを付属のUSB Type-Cケーブルで接続してマルチスクリーン化をやってみた。

Windowsのマルチスクリーン化モニターとしても有効だ

 またマルチスクリーンの形態変化型として、ポータブルモニターをテントモードでより使用者に近い位置に置いて、タッチパネル付きのセカンドディスプレーとして使うことでより便利であることに気づいた。

Windowsマルチスクリーン環境でもタッチ機能が使えるのは便利だ

 ここ数年、ゲーム機とは無縁の生活になってしまっていたが、たまたま来ていた娘が最近ハマっている某ゲーム機を付属のType-Cケーブルで接続してみたところポータブルモニターの大きな画面はなかなか好評だった。

もちろんゲーム機でもポータブルモニターの大きな画面に出力可能だ

 ポータブルモニターは最初に買ったMirabook、第二番目のMobileBookと比較しても様々な進化を実現した多機能な“令和のポケットボード”だった。4台目はもっと多機能化、軽量化を実現した期待できるモデルが登場してほしい。

 
T教授

今回の衝動買い

アイテム:UPERCT「ポータブルモニター 最新版ディスプレイ 13.3インチIPS液晶パネル」
・購入:Amazon.co.jp
・価格:2万7980円

T教授

 日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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