実は電気の初歩的な知識もまったくないのに、前の会社でモバイルPCの商品企画に関わり出したころから、電池とACアダプターに関してはめちゃくちゃ興味を持っていた。スタートした頃は、まだニッカド充電池の時代でACアダプターはめちゃくちゃ大きく、モバイルPCもまだまだ重い時代だった。
あれから四半世紀、モバイルPC本体と一緒に充電式のバッテリーやACアダプターも大きく進化した。
昔から超軽量モバイルが大好きな筆者は、2021年の年初にThinkPad X1 Nano(実測932g)を、そして6月にはLIFEBOOK UH-X/E3ムサシ(実測627g)の軽量・超軽量2台のモバイルPCを手に入れた。しかし実際に両者を自宅から持ち出して使ってみると、軽量な分、バッテリーの持ちは少し心もとない。
製品付属の純正ACアダプターを本体と一緒に持って行けば、即解決する問題ではあるが、いずれもそのACアダプターは250gを優に超え、モバイルPC本体の30〜40%くらいの重量増になってしまう。このアンバランスは、四半世紀前も同じだった記憶がある。
ThinkPad用には、昨年末までThinkPad X390を使っていた時に、本体メーカーとしては頑張ってる部類に入るわずか92gの純正オプション「Lenovo 45W USB‐C AC Portable Adapter」を手に入れていたので、それを引き続き使っていた。
ちょうどその頃から、あまり聞き慣れない“窒化ガリウム”という半導体をUSB充電器のスイッチング回路に応用したという、超軽量で高性能な製品がいろいろなメーカーから発売されてきた。
本来の凝り性と軽いモノ大好きから、すぐに小さくハイパワーなUSB充電器を手当たり次第に買って試してみた。今回、Ankerのベストバイ窒化ガリウム充電器の30W、45W、65Wの3台がそろったので、以前からお気に入りのCIOの窒化ガリウム充電器65Wと合わせて、自分にとってベストなモバイル充電器環境を探ってみた。
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