「スマートフォン用カメラの進化を支える高精度三次元測定機の開発」で市村産業賞貢献賞を受賞
パナソニック
パナソニック プロダクションエンジニアリング株式会社は、「スマートフォン用カメラの進化を支える高精度三次元測定機の開発」の功績に対して公益財団法人 市村清新技術財団より、第53回市村産業賞の貢献賞を受賞し、2021年4月19日に贈呈式が行われました。高精度三次元測定機は、第34回市村産業賞において「原子間力プローブ搭載超高精度三次元測定機の開発と実用化」で功績賞を受賞しており、2回目の受賞になります。
<受賞内容>
テ―マ:「スマートフォン用カメラの進化を支える高精度三次元測定機の開発」
受賞者:パナソニック プロダクションエンジニアリング株式会社 標準機事業センター 標準機技術一部
半田 宏治、田中 仁、舟橋 隆憲
技術内容:スマートフォン用カメラの多画素化や多眼化に伴うレンズの小型・高性能化を実現するため、レンズ及び、レンズユニットの三次元形状をナノオーダーで測定可能な以下の測定技術を開発しました。
1. 測定物の垂直な面において±50 nm以下の世界最高精度の測定を実現した側面測定技術、及び側面測定技術と従来の上面測定技術を融合し、レンズユニット全体形状を±100 nm以下の精度で評価する三次元形状評価技術
2. レンズ等の面形状を従来比1/4(±10 nm以下)で高精度測定、および75度までの高傾斜部の測定を実現した新上面測定技術
以上により、スマートフォン用カメラ市場のニーズを満たす新たな超高精度三次元測定機(UA3P)の開発・実用化を行いました。
■超高精度三次元測定機 製品サイト
https://www.panasonic.com/jp/company/ppe/ua3p.html
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] 「スマートフォン用カメラの進化を支える高精度三次元測定機の開発」で市村産業賞貢献賞を受賞(2021年4月19日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2021/04/jn210419-1/jn210419-1.html