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Core i5-11400Fを採用、高リフレッシュレートやWQHDでのゲームプレイも視野に!

最新Rocket Lake-S+RTX 3060搭載で13万円台、お手頃価格でゲームが超快適な高コスパゲーミングPC「FRGAH570/NTK」

文●八尋 編集●ASCII

提供: インバースネット株式会社

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基本性能はかなり高い

 では、FRGAH570/NTKの性能を各種ベンチマークでチェックしていこう。今回計測したのは、「PCMark 10」「CINEBENCH R20」「3DMark」「CrystalDiskMark」「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク 」だ。

 マシンの基本性能を計測できるPCMark 10では、総合スコアが6445という結果に。詳細をみていくと、アプリケーション起動やウェブブラウザーの快適さを示す「Essentials」が9917、WordやExcelといったビジネス系アプリケーションの動作速度を示す「Productivity」が8613、画像・動画の編集や3Dグラフィックス処理を示す「Digital Content Creation」が8505だった。

PCMark 10の結果

 いずれも8000越えとスコアは高いので、仕事など普段使いはもちろん、ゲームだけでなく写真・動画編集といった用途にも存分に利用できそうだ。

CINEBENCH R20の結果

 では、Core i5-11400Fの性能をチェックするべく、CINEBENCH R20を計測した。結果は、マルチコアが3358pts、シングルコアが541ptsという結果だった。参考程度だが、以前計測したCore i5-10400のスコアが、マルチコアで3094pts、シングルコアで439ptsだったので、確実に性能は上がっているといっていい。とくにゲームで重要なシングルコアのスコアがグッと上がっているため、より快適にゲームプレイが可能になったといえるだろう。

CrystalDiskMarkの結果

 ストレージ速度を計測するCrystalDiskMarkでは、シーケンシャルリードで1780.64MB/秒という結果に。FRGAH570/NTKでは、PCIe 3.0接続のNVMe SSDを採用しているため、最新のPCIe 4.0のSSDと比べると速度は落ちてしまうが、正直この部分はゲームを遊ぶうえではあまり差が感じられない。ゲームプレイだけでなく、大量に重めのデータの写真を書き出したい、4K動画を編集して書き出したいというわけでなければ、さほど気にならないだろう。

 グラフィック性能を計測できる3DMarkでは、Time Spyが7839、Time Spy Extremeが3761、Fire Strikeが17437、Fire Strike Ultraが5050、PortRoyalが4960という結果に。流石に4Kで負荷が高い最新ゲームをゴリゴリ遊ぶのは難しいかもしれないが、フルHDで高リフレッシュレートだったり、WQHDでのゲームプレイは、設定次第で快適に遊べるだろう。

Time Spyの結果

Time Spy Extremeの結果

Fire Strikeの結果

Fire Strike Ultraの結果

 「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク 」では、まず1920×1080ドット、フルスクリーン、高品質で計測したところ、8308(快適)という結果になった。加えて、解像度が2560×1440ドットだと6220(快適)、3840×2160ドットだと3701(普通)だった。また、3840×2160ドットでDLSSをオンにしたところ、5495(やや快適)までスコアが上がった。4K解像度でも、DLSSに対応しているタイトルであれば、設定すればしっかりプレイできるかもしれない。

フルHDの結果

WQHDの結果

4Kの結果

4K+DLSSオンの結果

フルHD+高リフレッシュレート、WQHDでのゲームプレイも視野に!

 実際のゲームタイトルのベンチマークもチェックしていく。まずは「レインボーシックス シージ」のゲーム内ベンチマークを計測。総合品質を最高に設定して、フルHD、WQHD、4Kでチェックしてみた。結果は以下のとおり。

「レインボーシックス シージ」のフレームレート計測結果

 フルHDとWQHDでは、平均200fps以上でプレイできるほか、4Kでも平均164fpsだったので、高リフレッシュレート・高解像度のディスプレーと組み合わせれば、超快適にプレイできるのがわかった。

 最後に「アサシン クリード ヴァルハラ」のゲーム内ベンチマークもチェック。今回はフルHDとWQHDで、それぞれグラフィック品質を最高と中に変更して計測した。結果は以下のとおり。

「アサシン クリード ヴァルハラ」のゲーム内ベンチマークの結果

 さすがにWQHDでグラフィック品質が最高だと最小フレームレートが30fpsを下回ってしまったが、中に変更すると最小でも31fps、平均で90fpsと、WQHDでもしっかりプレイできるのがわかった。「アサシン クリード ヴァルハラ」は、オープンワールドかつグラフィック描写にかなり力が入っている分、負荷は高め。本作でこれくらいのfpsが出るのであれば、多くのタイトルで設定によってはWQHDでも快適に遊べるといえるだろう。

 以上のように、フルHD+高リフレッシュレートだったり、WQHD解像度のディスプレーを使っても、設定を変更すれば快適にプレイできるだけの性能を持っているというのがわかった。これだけの性能で、14万円弱で購入できるのは、かなりコスパは高い。

 ビデオカードを中心に、品薄で値上がりしている昨今、価格を抑えてゲームが快適に遊べる、最新パーツを搭載したデスクトップパソコンを探しているという人は、FRGAH570/NTKを検討してみてはいかがだろうか。

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