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グーグルが語る「2021年のGoogleマップ」屋内ナビや3Dマップなど新機能

2021年03月30日 19時30分更新

文● 西田 宗千佳 編集●飯島 恵里子/ASCII

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グーグルが今後導入を検討している「より高度な3D化」を実現したGoogleマップのイメージ

グーグルが進める「地図が完全3D化する時代」

 そして、グーグルが「未来」として示したのが「地図の3D化」だ。今も3Dマップが提供されているが、今後数年をかけて導入を考えているのは、以下の動画で示されているような、もっとリアルでシームレスなものだ。

 「こうしたルート表示が、皆さんの移動と生活を変えていくと確信している」とグラスゴー氏は話す。リッチで没入感があるだけでなく、交通情報や乗り換えなどの情報を3Dマップ上に重ね、理解を深めることができる。

 このような3Dマップは、グーグルが大量に世界中で撮影している写真から、「フォトグラメトリー」と呼ばれる手法で3D化するのだが、そこではもちろん、AIが活躍している。

 マシンパワーと5Gなどの回線速度上昇、そしてデータの精度向上によって、3Dマップの価値はさらに高まるだろう。グーグルは、2Dで始まったマップを「本格的3Dマップ」の時代へと、ここから移行させていくことを考えているのだ。

 

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