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宇宙ごみの除去に向け、アストロスケールの技術実証衛星の軌道投入に成功

 アストロスケールホールディングスは3月23日、スペースデブリ(宇宙ごみ、デブリ)除去技術実証衛星「ELSA-d(End-of-Life Services by Astroscale – demonstration)」の軌道投入に成功したと発表した。

 ELSA-dを搭載したソユーズロケットは15時7分(日本時間)に打ち上げられ、計画通り飛行、高度およそ550kmで衛星分離。衛星から受信したテレメトリーにより通信の正常を確認した。

 ELSA-dはスペースデブリの捕獲と除去に必要なコア・テクノロジーを軌道上で実証するもので、捕獲衛星とデブリ模擬衛星を結合した状態で打ち上げ。デブリの探索や診断、デブリへの近接、およびデブリが回転・非回転時の両方の捕獲を実施する。

 

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