Spelldata、札幌計測センターを開設し、企業や自治体のWebパフォーマンス計測を支援
Spelldata
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、進む地方分散に対応
Webサイトの品質の計測・分析・改善のリーディングカンパニー株式会社Spelldata(本社:東京都千代田区、代表取締役:竹洞 陽一郎、以下 Spelldata)は、札幌市東区に札幌計測センターを開設し、札幌市でのWebサイトの表示速度(Webパフォーマンス)計測を開始したことを発表しました。 札幌市は、人口196万人を超え、北海道の総人口における4割を占めています。世界的にも珍しい豪雪地帯に存在する大都市ですが、年間を通して気候が過ごしやすく、都市と自然が両立しており、物価の安さや交通の利便性の高さが特徴的です。また、北海道はコロナ禍において、2020年4月から10月まで7カ月連続で転入超過し、流入で増えた人口は3千人を超すなど、移住先として注目を集めています。 Spelldataが日本国内に展開する計測センターとしては、日本で4拠点目となりました。今後も計測対象都市を増やすことで、デジタル体験監視のカバーエリアを拡大して、企業や自治体などのデジタルサプライチェーンの運用・監視を支援します。
■札幌計測センター概要
・札幌のNTT、KDDI、J:COMの回線を利用したデスクトップサイト計測
・札幌のNTTドコモ、au、ソフトバンク 4.5Gの携帯回線を利用したモバイルサイト計測
・実験計画法のフィッシャー三原則(※1)を遵守した計測
・計測システムは、定評のある米国Catchpoint社を採用。今回開設した札幌と既存の東京、大阪、福岡の計測機器はSpelldataが独自に設置・管理
(※1)実験計画法を確立したR.A. Fisherが提唱した観測値取得の原則。反復(replication)、無作為化(randomization)、局所管理(local control)の3つからなる。
■今回の開設の背景
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、働き方改革が進む中で、首都圏から地方への移住や、企業の地方への移転など、地方が注目されています。地方都市は、データセンターが数多くある首都圏から物理的な距離が離れており、ネットワーク経路が異なります。
Webサイトが問題なく表示されるのかを知るために、アクセスがあった時にデータが取得できるReal User Monitoringではなく、能動的に一定間隔で計測・監視するSynthetic Monitoringを地方都市で行うことで、地方都市でのWebサイトの顧客体験について、因果関係を明確にできる実験データが取得できます。
このデータを活用することで、Webパフォーマンスを改善し、より良い顧客体験を実現することが可能となり、地方における市場開拓を促進できます。
■株式会社Spelldataについて
株式会社Spelldataは、パフォーマンスエンジニアリングの専門企業です。Webサイトの配信品質・情報品質の計測・分析・改善のリーディングカンパニーとして、お客様のWebサイトが国内・海外ともに快適にエラーなく表示されて、かつ価値の高い情報を配信できるように支援します。デバイスと場所を問わず、コンシューマ体験、エンタープライズ体験、エンターテイメント体験を快適にする手法として、24時間365日Webパフォーマンスを計測して分析する統計的品質管理を日本のWebサイトに普及します。
<会社概要>
商号:株式会社Spelldata
本店:東京都千代田区大手町一丁目7番2号東京サンケイビル27階
設立:2000年10月16日
代表:代表取締役 竹洞 陽一郎
目的:
・各種情報の収集、分析、処理及び提供
・各種データ解析作業の受託及びコンサルティング
・コンピュータのハードウェア及びソフトウェアの企画、開発、保守、販売及び輸出入
・データ収集及び分析に関する教育
・データ収集及び分析のための調査、測定及び実験
・前各号に附帯関連する一切の事業
Webサイト: https://spelldata.co.jp/