定番「CrystalDiskMark」で安定性能を発揮
続いてはストレージベンチマークの定番「CrystalDiskMark 8.0.1」で見ていこう。テストデータはデフォルトの「1GiB」と、最大の「64GiB」を利用。MB/sのほか、IOPS表示も残している。
まず1GiBの結果を見ると、シーケンシャルアクセス性能は「Magician」と同じく、リード3500MB/sec台、ライト2700MB/sec台の性能を安定して発揮。ランダムの「RND4K Q1T1」も、リード1万6666IOPS、ライト4万9428IOPSと公称値に近い性能になっている。
シーケンシャルの「SEQ1M Q1T1」や、ランダムはDRAMを搭載する「970 EVO」のほうが優れているが、今回のテストでは「RND4K Q1T1」のリードだけは公称値からダウンしていた。
続いてデータサイズ64GiBを試すと、「970 EVO」がTurboWriteの容量の影響で、シーケンシャルライトが1752MB/secまでダウンしてしまったが、「980」は安定した数値をマークしている。
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