不動産情報分析「REMETIS」、ドコモ「モバイル空間統計」とデータ連携
投資開発の意思決定をサポート
RESTARは3月8日、同社の不動産情報分析プラットフォーム「REMETIS」において、ドコモ・インサイトマーケティング(DIM)が提供する人口の統計情報「モバイル空間統計」とのデータ連携を開始した。
本連携より、REMETISに既存搭載されている不動産価格・賃料・所有者情報・商業施設・ホテル等の不動産・地理情報データと同時に、モバイル空間統計が提供する高精度でタイムリーな人口統計を活用することによって、現実に即した、より本質的な不動産価値の分析が可能となる。
REMETISのインターフェースからシームレスに、DIMが保有する携帯電話の運用情報をもとにした性別・年代・居住地などの属性や1時間毎の増減や経年での人口分布変化などを把握し分析することが可能。DIMが提供するデータは、GPSと比較して高い統計精度をうたい、プライバシー規制が強まる将来においても安定的にデータの提供が可能としている。
不動産会社や金融機関にとっては、タイムリーな人口統計を活用した不動産価値の根源的な分析によって投資開発の意思決定の高精度化が期待できる。また、モバイル空間統計を活用することで、最新動向に即した意思決定が可能となる。商業施設運営会社や小売・サービス業等の企業にとっては、タイムリーな人口統計と多様な不動産データを融合活用した、今までにない新しい商圏分析やエリア戦略立案が可能としている。