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誰でも楽しめるJAWS DAYSの体験を提供する

目指せ1万人!オンラインの可能性を追求する「JAWS DAYS 2021」3月20日開催

2021年03月05日 11時30分更新

文● 大谷イビサ 編集●ASCII

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 2021年3月4日、AWSのユーザーコミュニティである「JAWS-UG」は3月20日にオンライン開催されるコミュニティイベント「JAWS DAYS 2021」のプレス発表会を開催した。発表会は本編でも利用されるコミュニケーションスペース「oVice」上で行なわれ、 JAWS DAYS 2021実行委員長の山口 正徳さんと、広報担当の榎本 航介さんがイベントの概要と意気込みを語った。

oViceで開催されたJAWS DAYS 2021発表会

全国に拡がる支部がオンラインで一堂に会すJAWS DAYS

 JAWS-UGはAWSのクラウドサービスの学びや交流を目的としたユーザーコミュニティで、日本全国で70以上の支部がある。地域に根付いた支部だけではなく、AIやビッグデータ、コンテナ、IoTなど特定の技術にフォーカスした支部、初心者支部、女子会、情シス、営業などユーザー属性に基づいた支部がそれぞれのテーマに基づいて活動を行なっている。

 JAWS DAYSはJAWS-UGが主催する年に一度の大型イベント。AWSジャパンも後援しているが、イベントの企画や運営はすべてボランティアベースでJAWS-UGのメンバーが行なっている。「re:Connect」を掲げた今年のJAWS DAYS 2021は3月20日(土)にオンライン形式で開催される。

 基調講演は、アマゾン ウェブ サービスのバイスプレジデント兼チーフエバンジェリストであるジェフ・バー氏が登壇する。バー氏は2004年から3000以上の記事を書き、AWSのサービスを正確に、わかりやすく伝えている。設立当初から何度も来日して、JAWS-UGで登壇を重ねており、昨年行なわれた「JAWS SONIC & Midnight JAWS」でもセッションが設けられた。今回は同時通訳が用意される予定となっており、熱いメッセージを受け取ることができそうだ。

アマゾン ウェブ サービスのバイスプレジデント兼チーフエバンジェリスト ジェフ・バー氏が基調講演

オンライン前提の「慣れ」と「飽き」を打破するチャレンジ

 今回のJAWS DAYSの最大のポイントは、オンラインだからこそできるコミュニティイベントの可能性を追求することだ。

 昨年は新型コロナウイルスの影響で、コミュニティ活動もオフラインからオンラインへと大きくシフトした。実際、昨年のJAWS DAYS 2020はリアル開催前提に進めていたが、途中でオンライン開催に切り替えられた。オンラインでの活動は、当初は物珍しさから活動もアクティブだったが、次第に慣れと飽きが来ているのも事実。また、オフラインと同じ配信型のイベントでは一方通行になりがちで、テックイベントの醍醐味である登壇者や参加者の交流も不完全燃焼だ。

 こうしたネガティブな面がある一方、オンラインには物理的・時間的な制約がないという大きなメリットがある。どこからでも参加でき、リアルタイムに参加しなくても、オンデマンドで時間を気にせずセッションを楽しめるイベントもある。そのため、今回のJAWS DAYSではオンラインであることをポジティブにとらえ、オンラインだからこそできることを追求していくという。

オンラインをポジティブにとらえる

 まずはJAWS DAYSやJAWS-UGを認知してもらうことを重視。とにかく間口を広くすべく、ライトに少しでも参加してもらえるタイムテーブルを設けるとともに、アカウントを作るところから始められる初心者向けのハンズオンやセッションを実施。また、JAWS SONICで好評だった「クラウド大運動会」改め「ピタゴラスイッチ選手系」や「クラウドパワポカラオケ選手権」のほか、「チーム対抗提案コンペ」「AWSトリビアクイズ」などの参加型イベントを実施。さらに、さまざまな登壇者と参加者、参加者同士がつながれるコミュニティスペースとして、発表会でも利用された「oVice」を採用し、AWSジャパンのSAとの相談や支部や参加者同士の雑談を可能にするという。

re:Connectに寄与するoViceのコミュニティスペース

 目指す参加人数は1万人。コミュニティとしては未曾有の規模で、過去最大のJAWS DAYSを目指す。これを実現すべく、5トラックを同時配信可能なパラレル配信基盤もユーザーグループ自らが作り上げた。「安全なことばかりやって、チャレンジがなければ、成長はない。ここでのチャレンジをJAWS-UGだけでなく、コミュニティ全体の価値にしていきたい」と山口氏は抱負を語る。

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