まだまだ需要のある音楽CDを再生
ユージ:僕は普段定額の配信サービスを使っているので、光学ドライブを使うことが少ないですね。データ容量を節約できるし、楽曲のダウンロード機能もあるので、特に困っていないのですが。
ハッチ:確かに、主に使うのは音楽配信サービスになるけど、聞きたい曲が必ずしも配信されているとは限らないよね。たとえば、ゲームのサントラやドラマCD、インディーズのアルバムなんかは、CDレンタルサービスの方が豊富だったりするんじゃないかな?
そんなときは、CDのレンタルや購入でキマリ。音楽CDは個人で楽しむ範疇ならデジタル化(リッピング)しても問題ない(コピーの配布や、ネットでの配信などといったことは著作権侵害の違法行為になる)ので、デジタル化してスマートフォンや音楽プレイヤー、光学ドライブ非搭載のPCで楽しむのに活躍するよ。実際、音楽CDは中古が豊富なので、大型中古ショップに行くと、配信されていないCDを数多く見つけられるのでオススメだよ。
ユージ:CDの再生については、あまり考えていなかったですね。わざわざ光学ドライブを買わなくても、ゲーム機とかでも再生できると思っていたので。
ハッチ:PCの内蔵光学ドライブや、外付け光学ドライブは、DVDやBlu-rayが再生できれば、CDが再生できないことないよね。だから、意外に知らない人もいるんだけど、PlayStation(PS)はPS3までのドライブでは音楽再生ができたが、PS4とPS5はCDの再生ができないんだ。
ユージ:それは盲点でした……。薄型軽量のモバイルノートPCだけでなく、PC全体で光学ドライブは非搭載なので、外付け光学ドライブは1台持っていても良いかもしれませんね。
ハッチ:あとは、PCの自作をするユージなら知っていると思うけれど、ビデオカードやマザーボード、サウンドカードといったPCパーツには、付属ソフトのDVDなどが入っているよね。もちろん、各メーカーサイトからダウンロードできるものもあるけれど、光学ドライブがあればダウンロードする手間もない。
そのほか、毎年年末年始にお世話になる年賀状の素材集などの付録もDVDだったりするし、最近はダウンロードコードのみも増えて来ているが、PCソフトのパッケージ版なども光学メディアが使われていることもあるので、たまに必要になるんじゃないかな。
ユージ:確かに、普段PCを使わないけれど、年末に年賀状素材集を使って、年賀状を作りたいって時に光学ドライブを使う人も、まだまだいますね。