Googleは2月1日、Googleマップアプリ(Android/iOS)において、首都圏エリアの鉄道及び地下鉄のリアルタイムの遅延情報と位置情報の表示を開始した。
本機能は、公共交通オープンデータ協議会(ODPT)の「第4回東京公共交通オープンデータチャレンジ」で提供される首都圏の鉄道のリアルタイムデータを活用したのもので、対象となるのはJR東日本、東京メトロ、都営地下鉄の3社の路線。
Googleマップのアプリ上で、ルート検索(乗換案内)で電車ルートを選択すると、定刻か遅延しているかの情報を確認できるほか、地図上に電車のリアルタイムの位置が表示される。
そのほか、駅名の横にある電車や地下鉄のアイコンをクリックすると、電車の現在の運行状況のほか、その駅を出発した電車や地下鉄の位置もリアルタイムで地図上に表示される。
例えば、新宿駅など多くの路線が通っている駅をクリックし、ズームアウトすると、たくさんの電車が動いている様子が確認できる。
なお、本データの提供期間は「第4回東京公共交通オープンデータチャレンジ」の開催期間である2022年1月末までとしている。リアルタイムの遅延情報と位置情報の表示機能もこの期間の提供となる。