またもやマキタの電動工具を購入
一昨年、電動工具でおなじみのマキタのバッテリーの記事(第202回「iPhone XRを5.6回フル充電できる優れもののマキタバッテリー」)で、「あとの2個は先日買ったインパクトドライバーの付属品です」と買い物匂わせ投稿をしていたので、今回はそのインパクトドライバーを取り上げてみたいと思います。
それまでに買ったマキタ製品は以下のとおりでした。
・充電式クリーナー「CL142FDRFW」 14.4V
・充電式レシプロソー「JR144DZ」 14.4V
・充電式ファン「CF102D」 14.4V/18V
・USB用アダプター「ADP05」 14.4V/18V
クリーナーとレシプロソーは14.4Vバッテリー対応で、ファンとUSB用アダプターは14.4Vと18Vのどちらも使用可能。バッテリーはクリーナー付属の14.4Vが1個と単品で購入した18Vが1個の合計2個しか持っていませんでした。
購入したインパクトドライバーはもちろんマキタ製。「TD171D」という18V仕様のモデルで、バッテリー2個と充電器、専用ケースとのセット品です。
バッテリーの回でも書いたんですけど、セット品だとバッテリー1本ぶんぐらい安いんですよね。作業中にバッテリーが空になってしまったらゲンナリなので最低でも2個欲しいですし、本体のみだとケースも付いていないので、迷わずセット品一択でした。
マキタといったら青緑っていうイメージなんですが、なぜかケースは黒。汚れが目立たないようにかな。
初めて買った電動工具はドリルドライバーでした
ワタシ的に、DIYをやるなら買ったほうがいいと思う電動工具の第1位は、ぶっちぎりで電動ドライバーです。手で回すドライバーの何倍も早く作業が進むので、家具の組み立てなどもあっという間。一度使ったらコレなしじゃやってられなくなること請け合いです。
この電動ドライバーには大きく分けて2種類あり、ひとつはドリルドライバーと呼ばれるもの。もうひとつはインパクトドライバーです。
ドリルドライバーはその名前のとおりドリル+ドライバーで、穴開けとネジ回しのツール。どちらかというとドリルがメインかな。
ワタシが一番最初に買った電動工具もドリルドライバーでした。プラモ用としてプラスチックに小さい穴を開けるにはリューターというツールがあるんですけど、アルミ材に開けたかったんですよね。それも直径5mm以上あるそこそこ大きい穴を。
となるとリューターでは力不足。というわけでドリルドライバーを購入した次第です。
その時に買ったドリルドライバーは、ドライバーとしてもカラーボックスの組み立てなどに長いこと役に立ってくれたんですけど、交換用バッテリーが手に入らなくなってしまったので手放してしまいました。
打撃でネジをガッチリ締めるインパクトドライバー
インパクトドライバーも同じように穴を開けたりネジを回したりができますが、こちらの主な仕事はネジを回すこと。インパクトは打撃という意味で、ネジを締める時、最後にダダダダッとハンマーで叩くような動作をします。その打撃により、強固にネジを締め付けられるのが特徴です。
たとえばパソコンのパーツを固定するネジのように、それほどガッチリ締めなくてもいいならドリルドライバーで十分だし、締め過ぎる心配がないからむしろドリルドライバーの方がいいぐらいなんですけど、クルマのボルトを締めたり、大型家具や物置を組み立てたりするにはもっとパワーが必要なんですよね。
そこでインパクトドライバーの出番です。インパクトドライバーならボルトが緩む心配はないし、ネジを硬い材料に締め込むのもお手の物。インパクトの名は伊達ではありません。
ただ、パワフルな反面、柔らかめの木材などが相手の場合、ネジを締め込みすぎて材料を痛めてしまうという危険性があります。クラッチ付きのドリルドライバーなら、クラッチが切れることで必要以上に締め付けないようになっているんですが、インパクトドライバーはいつまでも締め付けようとしてしまいます。細めのネジだと、場合によっては捻じ切れてしまうなんていうことも。
スピード調節が可能
インパクトドライバーの中には回転数を変えることができない製品もあるようですが、このTD171Dはボタンで回転数と打撃数を4段階に調整でき、さらにトリガーの引き具合で細かく回転数をコントロールすることも可能となっています。
各段階の回転数/打撃数は以下のとおり。「弱」と「最速」では3倍強の速度差です。
弱 毎分1100回転/1100回
中 毎分2100回転/2600回
強 毎分3200回転/3600回
最速 毎分3600回転/3800回
この数値はトリガーを目一杯引いた時で、トリガーを緩めれば引き具合に応じた回転数に落とすことが可能です。
トリガーによる無段階調節が効果を発揮するのは、たとえば長いネジを使うとき。
いきなり高回転にするとネジがブレて倒れてしまうことがありますが、最初にトリガーを少しだけ引いて低速で回し始め、ある程度までネジが入ったら目一杯引いてスピードを上げるようにするとそれを防げるのです。
そしてさらに、ここからがこのTD171Dの凄いところ。なんとそういう変化のコントロールが自動でできちゃうんです。次回はそのあたりを!
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