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ASCII 冬のベストセレクション2020 第5回

フィアット小林がオススメ、ソニー「A9G」

自腹で壁掛け! 77インチ 有機ELテレビの大画面で生活が変わった

2020年12月31日 19時00分更新

文● フィアット小林 編集●ASCII

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金具は純正の「SU-WL850」にした。少々お高めだが、角度調整ができてケーブルの抜き差しが簡単。

壁掛け工事自体はすぐ済む、段取りが大変かも

 とはいえ、「壁掛け設置って面倒じゃないの?」という意見もあるだろう。

 筆者宅は古い木造の一軒家で、壁掛け設置できるか、やや不安であったが、これも問題なくクリアできた。段取りとしては、量販店の店頭でテレビと壁掛け用金具を購入。同タイミングで、壁掛けができるかの現地調査をする日程を決める。調査時に工事代金の見積もりが出て、それの代金を工事日もしくは(その前まで)に支払うという流れ。

 設置する部屋は、木の柱にべニア板が貼ってあるだけの構造だったので、壁補強工事が必要だったが、壁補強といっても、厚い木の板を柱にネジで固定して、その上に壁掛け金具を取り付けるだけなので、1時間ほどの工事で済んだ。

補強工事で板を入れているので、壁にピッタリつくという感じではない。

 購入から設置が完了するまでの期間は約2週間。(1)店頭でテレビの購入、(2)下見の立ち合い、(3)店頭で工事費用の支払い、(4)設置工事で、計4回やり取りがあり、時間の融通が大変だったが、一番時間がかかったのは(1)の購入時だった。販売員の説明や段取りなどの確認でいちいち待たされて、3~4時間の拘束になったのがストレスではあった(繁忙期だったせいもあるだろう)が、下見~工事までの流れはスムーズだった。工事費用としては補強工事ありで5万円強といったところ(なしだと1万円ぐらい安い)。安くはないが、量販店のポイントで支払えたので、追加の出費はなかった。

 ちなみにソニーストアでも壁掛け設置の依頼が可能で、ネットでオーダーすると下見なしで直接設置まで進めるそうだ。今回は利用しなかったが、段取り的にはこちらのほうがシンプルかもしれない。

追加のスピーカーいらないかもな

 さて、A9Gを導入して見て一番印象に残っているのは、音の良さである。画面の大きさや画質の高さはもちろん満足なのだ(特にNetflixで再生する、Dolby Vision対応映画など、HDRの効果は感動ものだ)が、サウンドバーやスピーカーなどを追加せずに、テレビ単体で使っても、十分な低域の迫力やサラウンド感を得られる点が素晴らしい。

 A9Gでは、ドルビーアトモスに対応し、画面そのもの(アコースティック サーフェス オーディオプラス)と背面のサブウーファーという4つのスピーカーから、迫力ある2.2chのサウンドを再生できる。一昔前のテレビ内蔵スピーカーからは想像できないクオリティだし、大画面ということもあり、単品スピーカーを離して置いたときのような広い音場が得られる点もよい。

 過去に50インチのプラズマテレビを使っていた際は、音に満足できず、まあまあのクラスのステレオコンポとスピーカーを接続して使っていた。大画面高画質となると、音もそれなりでないとつり合いが取れないが、そういった機器の追加なく、テレビだけで使っても十分と思える音質である。

 結果的にテレビ周りがさらにシンプルになる。そもそも、筆者の場合、テレビといっても放送を観ることはほとんどなく、Netflixなどのネット配信やYouTubeが中心。放送を観るとしても、別室に置いたレコーダーで録画した番組をタイムシフトで視聴するだけなので、ここもネット経由にできる。

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