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ASCII 冬のベストセレクション2020 第1回

ベンチマーク最速記録保持マシンです

Tiger Lake搭載の爆速&大画面モバイルノート、ASUS「ZenBook S」

2020年12月10日 13時00分更新

文● みやのプロ(@E_Minazou) 編集● ASCII

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 毎週新しいノートPCを借りて触わって持ち歩いてベンチをとりまくっているみやのです。この冬にオススメのモバイルノートPC選びの重要ポイントはずばり3つです。

こちらがオススメのZenBook S

 まず守りたいのは「第11世代コア=Tiger Lake搭載」です。各社のマシンを借りて、速度を計測しましたが、特にグラフィックスの速度が、第9世代はもちろん、第10世代のIce Lakeさんより最強化していますので、まずここは外してはいけません。

 さらに、これは潮流としてもあるのですが、画面の比率がいわゆるフルHDの16対9ではなく、それより縦に長い16対10や3対2や4対3がオススメです。同じインチでも面積が広くなりますし、縦方向が長いほうが、特にお仕事がやりやすいです。

 そして3つめのポイントは「5Gモデム」を搭載していることです。長く使うならば、定額超高速通信使い放題の時代になっても安泰ですからね。

TGLの中でも最高速なマシン
3300×2200ドットのディスプレイも超GOOD!!!

画面の縦が長いので上下めいっぱいあるんです

 Tiger Lake搭載のモバイルノートは、主要メーカーからすでに多数発表となっています。その中から選んだのは、ASUSが発売した「ZenBook S ( UX393EA ) 」です。こちら、Tiger Lake搭載で画面が3対2で2つのポイントはクリア、5Gは入っていませんが、デザインもゴージャスで、タッチパッドもテンキー内蔵でオススメです。

 搭載しているCPUは「i7-1165G7」で、こちら、「G7」の部分が大切で、Iris Xe Graphicsで96個の実行ユニットを積んでおります。

天板はおなじみ同心円デザイン

 メインメモリは16GB、ストレージは1TBを搭載です。メインメモリが8GBだとストレスが起きますよね(あくまで個人の感想です)。写真を多数表示して選択するとか、フォトショップで多数の画像を開いてレイアウトするというときには最低16GB欲しいんですよ。ストレージも1TBあれば、データをローカルにも保持して、オフライン作業のときも、残量を気にしなくてすみます。

 Tiger LakeはTDPというやつが12W~28Wまで選択できるので、ターボブーストでない通常回転数も1.2GHz~2.8GHzに変化します。どんだけ回すかでメーカーごと、機種ごとにかなり速度が違うんですよ。

 ZenBook Sも反射的にベンチマークテストをとってのですが、某社の爆速マシンより速くて驚きました。Cinebenchの最新R23では5016と、TGLノートでは最高クラスです。そして、3DMarkではFireStrikeで4993と、ついに内蔵GPUで「5000の壁」が破られるときが来ました。さらに、TimeSpyで1722、WildLifeで12254と、これまでベンチをとったTiger Lakeマシン(dGPU非搭載)では最速です。はっきりと速いです。

 ちなみにASUSの最新ノートには「MyASUS」というアプリが入っていて、パフォーマンスを簡単に指定できます。ゲーミングノートではよくあるのですが、フツーのモバイルノートでも指定できるのはとても精神衛生上いいですね。バリバリに速度を出したいときや、逆にバッテリーを持たせたいといったキモチをダイレクトに指示できます。

MyASUSではバッテリーのいたわり具合や画面の色みも指定できます

 ベンチーマークテストは「パフォーマンスモード」で実施しましたが、ファンも回りっぱなしというわけではなく、上がったら回るという動作で、ノイズもほとんど気にならないレベルでした。

 インターフェースはThunderbolt4のタイプC×2にUSB3.2Gen1のタイプA、HDMIに加えて、マイクロSDカードスロットも搭載しています。ZenBook Sは、ACアダプターからの給電がタイプCなので1端子使ってしまいますが、それでもCとAが1つずつ使えるので、マウスをつなぐのも、USBメモリーを挿すのも、困ることはありません。テレビにつなぐのにも本体にHDMIがあれば変換アダプターを持ち歩く必要がないので安心です。

タイプAにHDMIもついているのが良心的ですね

左右いっぱいにレイアウトされたキーボードもとても打ちやすいです

 速度とともに、このマシンで気に入っているのはディスプレイです。13.9インチですから、ほぼ14型で、なおかつ解像度が「3300×2200ドット」もあり、なおかつ、ドット数からわかるとおり「3対2比率」がいいんです。自分はすでにSurfaceのBookとLaptopで愛用しているのですが、この縦長画面に慣れると、もう16対9では15型以上でないと窮屈に感じるようになりました。

 13.9インチで3対2だと、画面の縦の長さはちょうど20センチあります。これは、16対9比率の15型ノートより1センチも長いんですよホントです。  残念ながらOLEDではなく、TFT液晶なんですが、輝度は最高クラスの500nitでDCI-P3の100%、sRGBの133%という色域で、なおかつタッチスクリーンで不足はまったくありません。唯一、ディスプレイの表面がツルツルの光沢なのが気になります。

 ふつーのマシンと違うのはまだあって、AIノイズキャンセリング機能も搭載し、タッチパッドはボタンを押すとテンキーが浮き上がるNumberPadです。キーボードのストロークも深く、かつ無音なので、タイピングはとてもキモチがいいです。

 ボディはディスプレイの縦横比にあわせて、16対9のノートPCよりちょっと正方形に近いカタチで、サイズは306×224×15.7ミリです。重量は約1.35キロとちょっと重めですが、バッテリーを67Whも内蔵しているので、13.7時間の稼働が可能です。価格は税込で約24万円ですが、価値ある1台ですから、ぜひチェックしてみてくださいね~

ボディの手前半分にはミッチリとバッテリーが詰め込まれています

SSDはM.2なので交換も可能です

冷却ファンは1台ですが、フィンが長くて効率よくできています


 

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