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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第69回

歴代ロードスター一気乗り 第3回

RX-8ベースになり大きくなったが走りの楽しさそのままのNC型ロードスター

2020年12月31日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●美環(@puritendon) 編集●ASCII

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車内は快適装備が増えて
安全性も高まった

NC型ロードスターに座る美環さん

NC型ロードスターの室内

NC型ロードスターの室内

NC型ロードスターのセンターコンソール

運転席と助手席の間には収納が用意されている

ETC車載器が設置されていたが、車検証やメンテナンスノートなどがラクに収納できる容積を有する

指針式メーターを採用。中央に油圧計を配するのが心憎い演出だ

※初掲出時、機器名の間違いがありました。お詫びして訂正いたします。

ペダルまわりの様子

 人への優しさは、車内にも表れています。「NA型、NB型より広い気がしますね」と美環さん。「タイトさとゆったりさがいい塩梅ですね」と笑顔。そして収納をチェック。「運転席と助手席の間に収納スペースが追加されているようですね。車検証とかメンテナンスノートを入れるだけはもったいないくらいの容積がありますね」。鍵もついていますから、屋根を開けた状態のままでもセキュリティー面で安心です。

助手席後方から見た様子

 そして運転席の後ろには、風の巻き込みを防ぐウインドデフレクターや、ヘッドレストロールバーが設けられました。快適性と安全性も高められています。

ソフトトップ開閉機構

ソフトトップ側の爪をピラーにひっかけるようにして止める

ルーフを開けようとする美環さん

 さらに杉山さんは「NC型から、ソフトトップの開閉ロック機構が中央1ヵ所のみになり、簡単になりました。パワーリトラクタブルハードトップを搭載したモデルも追加されています。電動で開閉できるとあって人気がありました」とのこと。総じてNC型は人に優しくなったロードスターといえそうです。

ロードスターを運転する美環さん

 「今までより、ちょっと大きくなったかなぁ」と運転する美環さん。「今までより発進する時がラクになった気がします」と今までとは違うフィーリングを体感した様子。「運転者との一体感は、大きくなったからといって減っているようには感じませんでした」とのこと。楽しくなった美環さんは普通に走るだけでなく、今までしなかったバックでの車庫入れなど、NC型ロードスターを心行くまで堪能しました。

ロードスターを運転する美環さん

ロードスターのエンブレム

 「NC型も楽しかったですねー」と美環さん。「今までの2台とは違って、現代に近づいてきた感はありますね。NAがクラシックカー、NB型は少し現代的。で、NC型は以前試乗したND型に近いというのかな。でもちょっと古いかなぁみたいな」と分析する美環さん。ちなみに「今まで3台乗せてもらいましたけど、1台を選んでというのでしたらNB型かなぁ。パパと同じクルマですし、色もオレンジ色でみかん色」とのこと。でも、NC型もかなりのお気に入りの様子でした。さて次回は現行モデルであるND型に試乗レポートをお届けします。NC型とND型の違いはどこか、お楽しみに。

NC型ロードスターと美環さん

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