コンパクトなのでオンライン授業を受けながらノートにメモをしたいときでも場所を取らない!
1kg以下で持ち運びに最適な12.5型のコンパクトノートPC<LAVIE Note Mobile>、大学生や新社会人の “はじめの1台” に
“モバイルするノートパソコン”は、コンパクトかつ軽量なモデルが求められるため、12.5型~14型が人気だ。「モバイルに特化したモデル」であれば12.5型、「軽さとディスプレーサイズのバランスを重視する」なら13.3型、モバイルしたいがディスプレーはなるべく大きいほうがいいという場合は14型を選択することになる。
しかし、このご時世により働き方が変わったことで、自宅や会社では15.6型ノートパソコンやデスクトップを使用して、モバイルマシンはよりコンパクトで軽量なモデルを検討するというケースも増えてきた。今までは、小型化にともなう開発コストによりモバイル向けノートパソコンは高額になりがちだったが、技術の発展も相まって導入しやすい価格帯のモデルが登場していることも理由に挙げられる。
今回チェックした<LAVIE Note Mobile>も、リーズナブルな価格で小型・軽量、かつ堅牢と、モバイルノートパソコンの条件が揃ったマシンとなっている。
軽量・コンパクトなボディーでも必要なインターフェースはしっかり搭載
キーボードの質も高い
<LAVIE Note Mobile>は、12.5型(IPS、フルHD、ノングレア)を搭載し、サイズはおよそ幅289×奥行192×高さ18mmと小さく薄い。<LAVIE Note Mobile>にはスペックが異なるモデルが複数ラインアップされているが、このサイズは共通だ。
重量はどのグレードも1kg以下となるが、今回の試用機である<LAVIE Note Mobile (NM150/RAW)>はGIGAスクール構想もターゲットに入れているため、「約909g」ともっとも軽い。12.5型を検討する場合は持ち運びをメインにしていると思うので、このあたりの配慮はよくチェックしておきたい。なおカラバリはパールホワイトとメタリックピンク、ネイビーブルーの3色を用意している。
<LAVIE Note Mobile>のインターフェースは、すべて背面に集約されており、USB 3.0×2、USB 3.0(Type-C)、HDMI出力、ヘッドフォンマイクジャック、SDメモリーカードスロットが用意されている。
なお、USB Type-Cは充電ポート(USB Power Delivery 3.0)も兼ねている。フルサイズのHDMI出力を搭載しているため、プロジェクターやディスプレーに接続する際に、変換アダプターなどを用意する手間が省けるのはうれしい。また同価格帯で見ると珍しく、SDメモリーカードスロットはUHS-IIに対応している。通信規格は無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0に準拠しており、標準的な性能であるため、まず困ることはないだろう。
バッテリーライフはカタログスペックで約11.4時間。家を出る前にフル充電しておけば、1日は余裕でOKだ。充電アダプターはおよそ幅93.5×奥行40.5×高さ29.5mm、約203gとコンパクトなので、持ち運ぶ際にも邪魔になりにくい。またUSB 3.0のうちの1基はパワーオフUSB充電に対応しており、出先でスマホを充電したいときなどに重宝する。
キーボードはほぼフルサイズ。キーピッチ18.7mm、キーストローク1.4mmとなっている。静音仕様に加えて、頻繁に使うキーはスタンダードなレイアウトで、打鍵のしやすさは良好だ。この記事は<LAVIE Note Mobile>でGoogleドキュメントを使って作成しているが、とくに気になる点はなく、サクサクとタイピングできた。
Fnキーの位置が珍しい点だけが気になったが、実際に使ってみるとほとんど気にならなかったし、左Ctrlキーとの押し間違えもなかった。また打鍵中にたわむ感じもなく、低価格帯にありがちな安っぽさはなくしっかりと剛性も確保できている点も魅力だ。