このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第242回
山根博士のグロスマレビュー
待望の5G対応アクティブ系スマホ「Blackview BL6000 Pro」のタフさを検証
2020年11月28日 12時00分更新
スペックはミドルクラス
スナドラ765と互角の実力を見せる
基本スペックはチップセットがMediaTekのDimensity 800、メモリー8GB、ストレージ256GB。バッテリーは5820mAhで、無線充電やNFCにも対応している。5GはNRのバンドn1、n3、n5、n8、n20、n28、n38、n41、n77、n78、n79対応。Sub6のみでミリ波には対応しない。
プリインストールアプリはAndroid標準に加え、ゲームなどが一部入っている。Googleサービスもしっかり搭載されている。癖もなく素直に使うことができそうだ。
AnTuTuでスペックを測ったところ、スコアは「290566」だった。Snapdragon 765と互角の数字と言えそうだ。また、筆者の居住する香港の5Gエリアで通信速度を計ったところ、下りは400Mbps、上りは100Mpbsをマーク。しっかりと5Gの電波をつかんでいることがわかる。
写真はそこそこのクオリティー
カメラは4800万画素がソニーIMX582、4K動画までをサポート。1300万画素超広角の画角は120度。標準では2倍から10倍(デジタル)のズームも利用できる。夜景モードでは数秒の露光で夜景をきれいに撮影することも可能だ。マクロは対応していないものの、5cm程度まで寄ることができる。カメラの周りに数値や文字が表記されておらず、背面をよりシンプルなデザインに仕上げている。
1600万画素のフロントカメラのパンチホールは大きさは気にならないと感じた。なお美顔モードも当然利用できる。
以下は筆者の居住する香港での作例だ。
大手メーカー以外から出てきた5Gスマートフォンとしても注目できるBL6000 Pro。タフ仕様な5Gスマートフォンは大手メーカーは手掛けておらず、それだけでも十分差別化できる製品だ。アウトドアのみならず現場作業など、一般的なスマートフォンが使いにくい場所でも利用できるだろう。日本での正規販売も期待したいものだ。
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