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ゲームを続きからプレイするには最強!?「Xbox Series X」の魅力とは

2020年11月05日 23時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

専用のカートリッジ型ストレージと
USBストレージにて拡張可能

 USBストレージとしてはSeagateがXbox用のGame Driveを販売している。元々Xbox One用として販売されていたものだが、Seagateの公式HPでXbox Series X/Sにも対応しているとアナウンスが出ているのだが、用意する時間がなかったため、以前ASCII.jpでレビューした同社のPS4用Game Driveでストレージの拡張を行なった。

SeagateのPS4用Game Driveで動作を確認

 USB外付けストレージは、Xbox Series Xに接続して使用する際、音楽や動画、画像の保存用とする「メディアに使用」とゲームやアプリの保存先とする「データ保存機器の初期化」のどちらで使うか聞かれる。「データ保存機器の初期化」に設定すると、ドライブ上のデータはすべて削除され、ゲームやアプリの保存先になる。

 もちろん、その場合拡張ストレージ側にインストールしたゲームは、外付けストレージを取り付けていないとプレイできない。また、データ保存用のストレージとする場合は、USB3.0以上対応で容量が128GB以上必要だ。

拡張ストレージとして使う場合の設定は、画面の指示に従うだけと簡単に行なえた

 ちなみに、スクリーンショットや動画のキャプチャーは、PS4ならUIや設定画面もキャプチャーできたが、ゲームプレイ中の画面しか行なえない。本体の設定解説動画などを作りたい場合は、別途キャプチャーユニットが必要だろう。

 また、USB外付けストレージ以外にも、本機の背面にあるスロットに拡張カード型のストレージを挿して容量の拡張も可能。今回は拡張カードストレージを事前に入手できなかったため試せていないが、この拡張カードストレージは「Velocity Architecture」とシームレスに統合し、内蔵ストレージと同じく遅延がないとのこと。機会があれば検証して試してみたい。

公式画像から抜粋。拡張カードストレージは、やや背面で出っ張ってしまうようだが、速度に関しては内蔵ストレージ並みとのこと。こちらの拡張カードももSeagate製が販売される

コントローラーはサイズがやや小ぶりに
滑り止め加工などによりグリップ感も向上

 やや脱線したが、Xbox Series Xのコントローラーは、Xbox Oneのコントローラーとほぼ同じ大きさだが、グリップ部分がスリム化し、やや小ぶりに感じる。

左がXbox Series X、右がXbox Oneのコントローラー

上から見ると、そのサイズ感が違うのがひと目で分かる

 また、Xbox Series Xの十字キーは独立しておらず、斜め入力がよりし易くなっているように感じる。さらに、底面には3.5mmイヤホンジャックが新たに実装されている。これにより、DUALSHOCK 4のように手元でイヤホンを挿して音を聴けるようになった。

コントローラーにイヤホンジャックが備わった。これは嬉しい人もいるのでは?

 さらに、従来のLRボタンやトリガーはツルツルした手触りになっていたが、今回のLRボタンはシボ加工が施され、トリガーボタンはLRボタンと異なる小さな丸い凹凸のある滑り止め加工が備わり、手触りだけでLRかトリガーかがはっきりわかる形に進化した。加えて、USB接続部がマイクロUSBからType-Cへと、今時に変更されている。

LRボタンとトリガーボタンはベースがシボ加工になり、指紋の付きやすい従来のツルツルした素材よりも指が滑り辛そうだ

 グリップ部分もトリガーボタンと同じ加工が施され、ホールド感が増したように感じる。無線での動作は、電池で駆動するところは変わらない。

グリップ部分はXbox Oneよりもでっぱりが少なく、よりスリムになった。これは好みが分かれそうだが、平均の手の大きさが欧米人よりも小さい日本人には好まれそうだ

 ライバルのPS5やNintendo Switchは充電式だが、以前にXboxの開発者が電池駆動の方が劣化が少なく長持ちするためと、その理由を明かしているとおり、電池だと使える時間も長く、劣化しても交換が容易というメリットもある。その理念は変わっていないようだ。

無線での駆動には単3電池2つが必要

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