ビジネスアプリプラットフォーム『Canbus.』を提供するシステナとパートナー契約締結
株式会社システナ
ノーコードでDX推進を支援 『Canbus. Adapter』提供開始 Canbus.とASTERIA Warpの連携で散在するデータの収集・管理を簡便に
株式会社システナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:三浦賢治、証券コード:2317、以下 システナ)とアステリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、国内の企業データ連携(EAI/ESB)製品市場で14年間連続シェアNo.1※1を誇るASTERIA Warpシリーズの販売代理店として、『ASTERIA Warpマスターパートナー』としての契約を締結しました。あわせて、本日よりシステナが提供するビジネスアプリプラットフォーム『Canbus.』とASTERIA Warpをノーコードで連携する『Canbus. Adapter for ASTERIA Warp』の提供を開始したことを発表します。
<Canbus. Adapterを利用したASTERIA Warpとのシステム連携イメージ>
■Canbus. Adapter開発の背景と機能
システナが提供するビジネスアプリプラットフォームCanbus.は、業務に合わせたオリジナルアプリをノーコードで簡単に作成することができるツールとして国内外500社を超える企業が導入しています。Canbus.アプリは、Webサービスや社内システムなどに散在していたデータをCanbus.のプラットフォーム上に統合し、蓄積されたデータの分析や統合を容易に実現。営業、マーケティング、カスタマーサクセスなどの活動を戦略的に支援し事業拡大に貢献しています。
しかしながら、Canbus.アプリにデータを投入する、CSVファイルのインポート機能、WebAPI連携の2つの方法では、データのフォーマット変換やCanbus.を始めとする他のサービスとの連携に関するプログラミングなどの専門知識が必要でした。
そこでシステナは、ノーコードで簡単にデータ連携を実現する「Canbus. Adapter for ASTERIA Warp」を開発。このアダプターの提供開始により、専門知識がなくてもCanbus.とASTERIA Warpとのノーコード連携が可能となり、各種社内システムやWebサービスからCanbus.へのスムーズなデータの入出力を実行することができます。Canbus. Adapterは、様々な業務アプリからのデータと社内のシステムとの連携を一元的に実現するものです。またASTERA Warpが、ノーコードでの連携基盤開発を可能とすることから、新たなシステムなど連携先の追加も容易に行えます。Canbus. AdapterとASTERIA Warpは、その時々の経営課題や時代のニーズにマッチした社内システムをタイムリーに構築する手段であることにとどまらず、社内のDX推進や業務効率の改善にも貢献します。
■アダプターの概要・特長
名 称:Canbus. Adapter for ASTERIA Warp
特 長:Canbus.の連携APIを意識せず、ノーコードで連携を実現
主な機能:レコード登録:新規データを登録する機能
レコード編集:既存のレコードを更新する機能
レコード削除:既存のレコードを削除する機能
レコード一覧取得:複数のレコードを取得する機能
レコード取得:指定したレコードを取得する機能
メタデータ取得:Canbus.アプリに定義されている
テーブル情報を取得する機能
価 格:4万円~ (税別) /月 ※
※別途ASTERIA Warp本体のライセンス料、Canbus.サービス利用料が発生します
■今後のASTERIA Warpビジネスの展開
アステリアのASTERIA Warpは順調な拡大を継続しており、現在の導入社数は8,500社を突破するとともに、企業データ連携市場(EAI/ESB)では14年連続シェアNo.1を継続。業界のリーディングカンパニーとしての地位を更に強固なものにしています。
今後もASTERIA Warpの多様なデータソースとの連携機能を様々な業界に拡販するとともに社会の要請に応じた機能強化を継続することで、オフィス業務の効率化・自動化を実現します。また、データの連携の活用により、業務プロセスの省力化や残業時間の削減、リモートワーク環境下での新しい生活様式における適用の拡大も推進してまいります。
【事例】システナのASTERIA Warpを使った社内システムの統合
システナでは、勤怠管理、人事評価、経営指標分析などの多くの社内システムにCanbus.で作成したオリジナルアプリを積極的に利用しています。しかしながら導入にあたり、これまで外部サービスやExcelファイルで運用されていたデータをいかにCanbus.アプリに統合するかが課題でした。
自社開発のソフトウェアによる統合や他社製品も検討しましたが、スピード・コスト・将来性など、すべての面において優れていたのがASTERIA Warpです。ASTERIA WarpとCanbus. Adapter for ASTERIA Warpの採用により様々な形式のデータをシステム間で柔軟に連携することが可能になったため、これまで属人化されていた暗黙のルールやExcelをリプレースすることができ、法改正によるデータ形式の変更にも低コストで素早く対応できるようになりました。
※1:テクノ・システム・リサーチ社「2020 年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」 EAI/ESBは、それぞれEnterprise Application Integration、Enterprise Service Busの略で企業内外のデータ連携を司る製品カテゴリーを指す。
■「Canbus.」について(Webサイト https://canbus.com/ )
Canbus.は、データを蓄積/共有/活用できるクラウドデータベースサービスです。ビジネスを着実に展開していくためには、現状を把握し具体的な予測と計画が不可欠です。Canbus.はそれらビジネスに必要なデータを導き出すための多角的なデータをアプリに蓄積し、 あらゆるステークホルダーとの共有を実現します。その日からいつでも、どこでも、だれとでもクラウド上でデータを共有し、特別な知識がなくてもレポーティング&データ分析を行うことができるため、データ集めの非効率な作業を始めとした無駄な時間から解放され、本来注力すべき業務を行えます。蓄積・共有し、分析されたデータは、営業やマーケティング、 顧客満足度など様々な活動を戦略的に支援し部門の事業拡大に貢献します。
■「株式会社システナ」について(Webサイト https://www.systena.co.jp )
自動運転・車載システム、社会インフラシステム、Webビジネス向けシステム、IoT関連システムやロボット/AI、モバイル機器等のソフトウェアの開発・品質検証、金融機関向けシステム開発、IT機器販売。システムの企画・設計・開発・導入から保守・ユーザサポートまでのトータル・ソリューション・サービスの提供。
■「アステリア株式会社」について( Webサイト www.asteria.com/ )
アステリア株式会社(2018年10月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品のASTERIA Warpは、異なるコンピューターシステムのデータをノーコードで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に8,664社(2020年6月末現在)の企業に導入されています。また、Handbookは、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,575件(2020年6月末現在)の企業や公共機関で採用されています。