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OKI、全国の特別支援学校14校を結んだ合同遠隔社会見学を支援

PR TIMES

OKI
奈良県明日香村の古墳群から全国の参加校に生中継


明日香養護学校での授業の様子
OKIグループの特例子会(注1)であるOKIワークウェル(https://www.okiworkwel.co.jp/)(社長:堀口 明子、本社:東京都港区、以下 OWW)は、10月15日、全国14校の特別支援学校が共同で、ケガや病気のため社会見学に出かけられない児童・生徒約170名を対象に実施した「合同遠隔社会見学」授業の運営を支援しました。OWWによる遠隔社会見学の支援は、6年連続6回目です。今回の社会見学は奈良県立明日香養護学校(奈良県高市郡明日香村、校長:福井 康博)が中心となり、飛鳥時代から続く奈良県明日香村の古墳群の様子など現地で撮影した動画を全国の参加校にWebで生中継しました。今年は新型コロナウイルス感染対策のため、各校とも少人数に分けて複数教室(会場)での実施となりました。

授業では、講師を務めた奈良県明日香村教育委員会 文化財課 主任技師の長谷川 透様が村内にあるキトラ古墳と石舞台古墳を実際に巡り、その様子をWebシステムで各学校に生中継しながら説明しました。子どもたちはそれぞれの学校に居ながらにして古墳の内部を見学し、飛鳥時代の歴史や文化、そして古墳の謎を学ぶことができました。また明日香養護学校からは、同校の生徒たちが、全国の参加校の子どもたちに向けて、学校の敷地内で発掘された小山田古墳の情報や、自分たちの住む明日香村の魅力をクイズ形式で発信しました。

授業を終えた明日香養護学校の子どもたちは「地元に住んでいてもなかなか見る機会がなかった古墳について、全国のみんなに知ってもらえてよかった」など、楽しそうに感想を話しました。学校関係者からも「授業やクイズの準備を積極的にしたり、自分たちの住む地域をアピールできたことは、子どもたちにとっても貴重な経験となったはずです」との感想がありました。また、配信により授業を受けた福岡県立直方特別支援学校の生徒からは「石室の中も映像で見せてもらえて、教科書よりも広さなどが分かりやすかったです。いつか実際に行って学んでみたいです」という感想が届きました。

OWWは、通勤困難な重度障害者の在宅勤務雇用を推進しており、2020年10月現在、全国20都道府県で55名の障害をもつ社員が在宅勤務しています。障害者の在宅雇用の経験を学校教育に活かす取り組みとして、このほかに特別支援学校(肢体不自由)の児童生徒・保護者を対象とした出前授業(https://www.okiworkwel.co.jp/lectures/career.html)も実施しています。今後も、子どもたちの勤労観・職業観を育成するキャリア教育への支援活動を続けていきます。

今回の参加校
奈良県立明日香養護学校、北海道網走養護学校、宮城県立西多賀支援学校、東京都立小平特別支援学校、東京都立府中けやきの森学園、東京都立文京盲学校、静岡県立東部特別支援学校、静岡県立中央特別支援学校、島根県立松江緑が丘養護学校、広島県立広島特別支援学校、山口県立周南総合支援学校、香川県立高松養護学校、愛媛県立新居浜特別支援学校 川西分校、福岡県立直方特別支援学校

OWWによる遠隔社会見学支援の実績



用語解説
注1:特例子会社
「障害者の雇用の促進等に関する法律」に定める、障害者の雇用に特別の配慮をした子会社。


沖電気工業株式会社は通称をOKI、株式会社沖ワークウェルは通称をOKIワークウェルとします。
本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。


本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
OKI 広報部
e-mail:press@oki.com
お問い合わせフォーム
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=015j
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
OKIワークウェル
電話:03-5445-6805
e-mail:oww-info@oki.com