TE Connectivity が SAS/PCIe Gen 4 向けの 68 ピンコネクタを発表:SAS レーンは 24 Gbps、PCIe レーンは 16 GT/sに対応
タイコエレクトロニクスジャパン合同会社
NVMe (不揮発性メモリ エクスプレス) ストレージ ソリューションの性能最適化を促進
2020年10月23日- 高速演算と大容量ネットワーク通信分野における世界的大手メーカーであるTE Connectivity (NYSE:TEL) の日本法人タイコ エレクトロニクス ジャパン合同会社(本社:神奈川県川崎市)は本日、第 4 世代シリアル アタッチド SCSI(SAS、シリアル アタッチド スモール コンピュータ システムインタフェース)に対応するリセプタクルを発表しました。TEの新しいSAS/PCIe Gen 4 コネクタは、24 ギガビット/秒 (Gbps) と 16 ギガ トランスファー/秒 (GT/s) の各速度でそれぞれ SAS と PCIe の両レーンをサポートできます。
これらの新しい 68 ピン リセプタクルは、SFF-8630、SFF-8680、および SFF-8432 インタフェースと互換性のある SFF-8639 仕様に対応するように設計されています。これらのインタフェースは、12G、6G、3G SAS および SATA コネクタと下位互換性があります。このように製品の設計と速度を新たに強化したことで、別のプロトコルのドライブを使用する際にボード設計を変更することなく、通常は3 モード ストレージ (SATA、SAS、NVMe ドライブ) 用途に対応します。また、お客様が SAS/PCIe Gen 3 製品を SAS/PCIe Gen 4 にアップグレードする際、SAS/PCIe Gen 4 リセプタクルは、対象用途のボード設計レイアウトに応じてさまざまなフットプリントに対応します。これらの新しいリセプタクルは、調整不良の防止に役立つセルフアライメント機能を備えています。
TE の Data and Devices 部門でプロダクト マネージャを努める Michael Wu は次のように述べています。「SAS/PCIe Gen 4 (U.2/U.3) リセプタクルは「スマート」製品です。費用対効果の高いストレージ ハード ディスク ドライブ (HDD)、高性能 サーバ ソリッドステート ドライブ (SSD)、または高速 PCIe 生産で使用できます。高速化の市場ニーズに応えようと NVMe ストレージがますます普及するなか、当社の SAS/PCIe Gen 4 リセプタクルを使用することで、自社ストレージとサーバの性能をさらに最適化しやすくなります。」
TE の SAS/PCIe Gen 4 製品について詳しくは、https://www.te.com/jpn-ja/products/connectors/pcb-connectors/sas-minisas.htmlをご覧ください。
TE CONNECTIVITYとタイコエレクトロニクスジャパン合同会社について
TE Connectivityは、様々な産業において世界を牽引する年間売上130億米ドルのインダストリアル・テクノロジーリーダーです。より安全で持続可能な社会の実現、より豊かな、つながる未来の創造に貢献しています。TEのコネクティビティおよびセンサソリューションは、広範囲の分野にまたがり、過酷な環境下において実績を持ち、自動車、産業機器、メディカル、エナジー、データ・コミュニケーションからスマートホームに至る様々な産業の発展に寄与しています。8,000名を超える設計エンジニアを含む約80,000名の従業員を擁するTE Connectivity社は、世界約150カ国のお客様とパートナーシップを結び、『EVERY CONNECTION COUNTS』(私たちは、すべてのつながりを大切にします)という理念の下、これからも皆さまのビジネスをサポートし続けます。詳細はwww.te.comや各種SNS(LINE, LinkedIn, Facebook, Twitter)をご覧ください。
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