東急バケーションズ14施設でワーケーションモニター募集、リゾートワークス
不動産関連スタートアップ支援「Open Network Lab Resi-Tech」発
リゾートワークスは10月21日、東急シェアリングと連携し「ゆたかな時間、うまれる未来ーCREATIVITY FROM HAPPINESSー」をコンセプトにしたワーケーション体験をサブスクリプションサービスとして提供する「リゾートワークス」を今冬に開始すると発表した。
リゾートワークスは、リゾートエリアの会員制施設やホテルを特別価格で利用できるサービス。稼働率の低い平日に個人の方や企業の福利厚生としてワーケーション場所として提供することで、一流施設を特別価格で利用できるという。一部施設にはワークスペースとして快適に過ごせるよう通常のアメニティに加え、チェア・ディスプレー・HDMIケーブル・電源タップなど仕事に必要な備品を用意する。
サービス開始に先立ち、10月19日~2021年1月31日の期間、東急シェアリングが運営する2LDK、70平米、フルキッチン付きを基本スペックとした東急バケーションズの14施設でワーケーションモニターを募集する。宿泊施設は「働く時間をゆたかに過ごせる」独自基準をクリアした厳選施設としている。
平日のみモニター料金で宿泊可能。土曜日チェックインは不可。年末年始等、一部除外日がある。料金は1万6500円で、宮古島のみ3万3000円。宿泊施設は、札幌、那須、軽井沢、金沢、山中湖、箱根強羅、熱海、富士山 三島、伊豆高原、伊豆今井浜、京都、大阪 御堂筋、沖縄、宮古島の14施設。
通常の施設アメニティーに加え、軽井沢、箱根強羅、熱海、伊豆高原、京都の5施設はチェア2脚・ディスプレー2台・HDMIケーブル2個・電源タップ(6口)2個を宿泊部屋に標準装備する予定で、他施設も順次拡大予定としている。
先行モニター募集フォームより必要事項を入力することで応募できる。モニター利用についてはリゾートワークススタッフが予約をする。
なお、リゾートワークスのサービス開発・東急バケーションズとの連携は、デジタルガレージグループのスタートアップ支援プログラム、「Open Network Lab Resi-Tech 2nd Batch」に採択され実現したもの。Open Network Lab Resi-Techは、デジタルガレージグループのグローバルネットワークとスタートアップ支援の経験を活用しながら、不動産・建設・ライフライン業界を牽引する国内の大手企業と連携し、人々の生活を豊かにするプロダクトやサービスを手がける全ステージのスタートアップの支援とオープンイノベーションを推進するプログラム。
本サービスは今後、11月上旬には沖縄無料モニターキャンペーン、11月下旬にはβ版を展開し、2021年2月上旬には正式リリースする予定としている。