内装重視のクルマ好き女子、日産キックスの広い車内に満足も寝転ぶのは不満アリ
2020年10月17日 12時00分更新
クルマ好きアラサー女子の矢田部明子です。今回は納期待ちが続出している、日産「キックス」の試乗をしてきたのでリポートしていきます! ちなみに、私のリポーターとしてのスペックはこんな感じです。
- 毎日クルマに乗っているが、サーキット走行をするほどではない。スーパーに行くなど、街乗りとしてクルマを利用することが多い。高速道路は1ヵ月に1回乗るかどうか
- 毎月自動車雑誌を読んでクルマについて勉強している
- 試乗すれば、乗り味を一瞬で理解できるというほど手練れではない
ということで、試乗しての感想は一般女子に近いと思ってください。キックスの購入を検討されている女子&隣に乗っている彼女 or 奥様がどう思うか気になるという方は、ぜひ参考にしてください。
日産「キックス」の主なスペック | |
---|---|
サイズ | 全長4290×全幅1760×全高1610mm |
ホイールベース | 2620mm |
車重 | 1350kg |
排気量 | 1198cc |
最高出力(エンジン) | 82PS/6000rpm |
最大トルク(エンジン) | 10.5kgf・m/5200rpm |
最高出力(モーター) | 129PS/4000~8992rpm |
最大トルク(モーター) | 26.5kgf・m/500~3008rpm |
カラー | ピュアブラック×プレミアムホライズンオレンジ |
グレード | X ツートーンインテリアエディション |
価格(税込) | 286万9900円 |
SUVだけどスポーティーな外装
まず注目してほしいのは、LEDヘッドライトです。横長で鋭いLEDヘッドライトの上の部分がえぐれていることによってライトが強調され、ブリスターフェンダーのように見えるんです。個人的には、スポーツカーテイストがかなり取り入れられているなと思いました。
フロントグリルには「ダブルVモーショングリル」が採用されています。何度見ても、ユニコーンガンダム(デストロイモード)に見えてしまうのです。ガンダム好きの私としては高まります。
カラーバリエーションはモノトーンが9色、ツートンが4色とラインナップが豊富なのも◎。試乗した車両カラーがオレンジということで、派手すぎるかな? と思いきや、サイドミラーから上がブラックなのでシックな印象を受けました。
ホイールには、黒いラインが入って引き締まって見えます。ブレーキはベンチレーテットディスクブレーキ(フロントのみ。リアはディスクブレーキ)が採用されています。時にはビシビシ攻められるように、走りもこだわっています。
リアもフロントと同様に、テールライトの上の部分がえぐれているので、ライトがせりだして見えます。平面じゃなく立体的になることで、疾走感がプラスされています。個人的に、キックスはスポーツカーテイストが強いSUVだと思うので、ディフューザーが似合います。

この連載の記事
-
第506回
自動車
発表から2年半、クラウンの最終兵器「エステート」がついに発売! 実車をフォトレポ -
第505回
自動車
「GT-R」と「Z」、選ぶならどっち? 40周年のNISMOが手掛けるロードカーにあらた唯が触れる -
第504回
自動車
最新世代のポルシェ「911」とEVの「タイカン」を乗り比べたらタイカンが圧倒的に恐怖だった -
第503回
自動車
今スポーツセダンを求めるならアルファ・ロメオ「ジュリア・クアドリフォリオ」を強くオススメする理由 -
第502回
自動車
車購入初めての20代女性に「アルト ラパンLC」がピッタリな5つのポイントと2つの微妙 -
第501回
自動車
初めてのMTでも安心! 小さなぜいたく「N-ONE RS」のMT車をオススメする3つの理由 -
第500回
自動車
612馬力の超弩級SUV「Mercedes-AMG GLE63 S 4MATIC+」はクルマのジキルとハイドだ! -
第499回
自動車
BMWが誇る最上位SUV「XMレーベル」は手に余る性能のスーパーSUVだった -
第498回
自動車
ルノースポール最後の「メガーヌR.S.ウルティム」の魅力をシビック TYPE-Rと徹底比較 -
第497回
自動車
Hondaの「N-BOX JOY」はコダワリの詰まった内装と使い勝手が良くてドライブが楽しくなる -
第496回
自動車
Hondaの「N-BOX JOY」はアクティブにアウトドアを楽しむための人のための軽自動車 - この連載の一覧へ