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佐々木喜洋のポータブルオーディオトレンド 第42回

ヘッドホンとスピーカーの連携、SONOSが考える新しいリスニングスタイルを公開特許から探る

2020年10月05日 13時00分更新

文● 佐々木喜洋 編集●ASCII

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 SONOSはこの特許の中で二つの外形デザイン例を示している(図は公開特許から)。また普通のヘッドホンの特許にはあまりないような家の見取り図を描いた添付図もあげているのが新鮮だ。またコントローラーらしいアプリの図もある。

家の見取り図を描いた添付図(特許図面から、以下同)

GUIのデザインを示していると思われる

 ヘッドホンはSONOSのスマートスピーカーのように複数のボイスアシスタントを採用し、音質も考慮されているという。

 報道によると、発売時期は2020年中。価格は300ドルとソニー「WH-1000XM4」の海外価格よりも多少安価な価格設定になっているようだ。アメリカでの発売となれば、時期は一般的にはホリデイシーズン(12月)と予想できるが、COVID-19の影響でこれはずれ込むだろう。

 機能としてはアクティブ・ノイズ・キャンセリング、ワイヤレス接続機能、ボイスコントロール対応と一通り揃えている。

 もちろん最大のポイントは他のSONOS製品との協調性である。これは"Swapping"(切り替え)と呼ばれる、SONOS機器間の連携機能だ。スピーカーで聴いていた音楽をヘッドホンに、またヘッドホンで聴いていた音楽をスピーカーに切り替えられるようだ。例えばSONOS ONEのようなスピーカーやホームオーディオで聴いていた音楽の続きを、ヘッドホン装着時に聴けるということだろう。

 アップルにも「AirPods Studio」というヘッドホンの噂があるが、SONOSの強みはすでにあるSONOSネットワークだろう。ソニーのWH-1000XM4のライバルとも言われているが、実のところSONOSのヘッドホンが出たとして、その実力を発揮できるのはやはりこうしたSONOSのエコシステムの中だろう。それはどのメーカーの影響も及ばない場所となるのだろう。

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