NVIDIAの新ハイエンドGPU「GeForce RTX 3080」を搭載したビデオカードの夜間販売が17日22時に秋葉原で行なわれた。実施したのはTSUKUMO eX.、ドスパラ秋葉原本店、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店の3店舗。
久々開催となったビデオカードの夜間販売。実施ショップには多数のユーザーが集まった
各店舗の前に多くの人が集まるこの光景は、久しぶりだ
ツクモは、混雑を避けるために事前抽選を実施。当選した人のみが購入できた
「GeForce RTX 3080」は、Ampereアーキテクチャーを採用した新世代GeForce。1世代前のGeForce RTX 2080と比べ、CUDAコア数が3倍近くに増加。NVIDIAいわく、GeForce RTX 3080はGeForce RTX 2080に対して最大2倍のパフォーマンスを実現する最新GPUだ。製品のパフォーマンスについては「Ampere世代のGeForce RTX 3080 FE速攻レビュー、GTX 1080の最大3倍」を参照してもらいたいp>
価格はおおよそ11万円ほど。入荷本数は各ショップともそれなりに確保されていたがすべて完売となった
発売されたのは、ASUS、GIGABYTE、MSI、Palit、ZOTAC、玄人志向から計8モデル。いずれもメーカーオリジナルファンを搭載した製品だ。コロナ禍の影響で新製品の深夜販売も自粛モードとなっていたが、ここにきてこちらも解禁。久々の大型製品登場に秋葉原のパーツショップもかつての賑わいを取り戻していた。
販売解禁と同時に売れていく「GeForce RTX 3080」を搭載したビデオカード
製品の特徴と価格は以下の通り。入荷した製品はすべて完売となっており、人気は上々の様子。まずは好調な滑り出しとなったようだ。
ASUS「TUF-RTX3080-10G-GAMING」。セミファンレス仕様の2.7スロット占有トリプルファンクーラーとバックプレートを採用。価格は9万9980円
MSI「GeForce RTX 3080 GAMING X TRIO 10G」。今回発売された中でも人気を集めていた。3連ファン仕様のOC版で価格は11万3300円
GIGABYTE「GeForce RTX 3080 EAGLE OC 10G」。おなじみWINDFORCE 3Xの冷却システムを採用。価格は10万4478円
GIGABYTEの上位モデル「GeForce RTX 3080 GAMING OC 10G」。ハードウェアスイッチでモード切換可能。価格は10万9978円
Palitからはノーマル版「GeForce RTX 3080 GamingPro」(9万5700円)とOC版の「GeForce RTX 3080 GamingPro OC」(9万6470円)が発売されている
「ZOTAC GAMING GeForce RTX 3080 Trinity」。2.5スロット占有トリプルファンクーラーとバックプレートを採用。価格は9万9649円
玄人志向「GG-RTX3080-E10GB/TP」は3スロット占有の大型VGAクーラーを装備。価格は10万2080円