Trinity、Twin Edge、AMP Extremeの3シリーズで展開
Zotac、GeForce RTX 30シリーズ搭載ビデオカードを発表
2020年09月02日 03時50分更新
2020年9月2日午前1時、NVIDIAはオンラインで「GeForce Special Event」を開催し、新アーキテクチャー「Ampere」を採用した、GeForce RTX 30シリーズを発表した。これを受けて、ZotacはGeForce RTX 30シリーズ搭載モデルの一部製品のウェブサイトを公開した。なお、日本での実売価格や発売日は現時点では不明となる。
なお、シリーズ名のネーミングは変更されているようで、トリプルファンを搭載するモデルが「Trinity」、デュアルファンモデルが「Twin Edge」となった。そして、従来からある「AMP Extreme」を足した3ラインアップとなるそうだ。製品展開はTrinityとTwin Edgeが9月後半から、AMP Extremeは10月から発売する予定とのこと。
最上位のGeForce RTX 3090を搭載する「ZOTAC GAMING GeForce RTX 3090 Trinity」(ZT-A30900D-10P)。ブーストクロックは1695MHzとNVIDIAの純正カード(1700MHz)と比べるとやや低めだが、2.5スロット厚とスリムだ。しかし、そのぶんボード長は317.8mmとわずかに長い(純正は313mm)。補助電源コネクターは8ピン×2。PC組み込み時によく目にするサイドのラインに配したLEDが特徴的だ。
GeForce RTX 3080を採用する「ZOTAC GAMING GeForce RTX 3080 Trinity」(ZT-A30800D-10P)。2.5スロット厚、ボード長317.8mmとRTX 3090搭載モデルと同じサイズで、NVIDIA純正デザイン(2スロット厚、285mm)と比べると若干太く長くなる。ブーストクロックは純正と同様、1710MHz。補助電源コネクターは8ピン×2。
GeForce RTX 3070ではTwin Edgeシリーズの「ZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Twin Edge」(ZT-A30700E-10P)を発表。2スロット厚でボード長は231.9mmと、純正(2スロット厚、242mm)よりも短め。ブーストクロックは現時点では不明だが、補助電源コネクターが8ピン×2と、純正(8ピン×1)よりも多いことから高クロックな仕様で出てくるかもしれない。
なお、Zotacに問い合わせところ、価格情報などは後日改めてアナウンスするとのこと。