■グリーン化税制に腹が立つ理由
平成13年度に導入された「グリーン化税制」で、旧車の自動車税と重量税が上がりました。ガソリン車は13年目、ディーゼル車は11年目から増税です。ロードスターならNCの初期型がこの対象に入っているはずで、すでにムッとしながら税金を納めている方もいらっしゃるでしょう。
自動車税は15%ほどの重課で、排気量「1.5リットル超~2.0リットル以下」のロードスターRFなら、3万9500円が4万5400円に。重量税は「1.5トン以下」なら、2万4600円から3万4200円に。これが18年を超えると、さらに3万7800円まで上がります。
ところがハイブリッドや電気自動車はこの重課の対象にはなりません。重量税は車重にかかる税金ですが、バッテリーを積んでいないクルマが13年目から重くなるわけではありません。また化石燃料を余計に使うクルマは余計に金を払えというなら、すでに走った分だけガソリン税を払っております。
では何のための増税なのかと言えば、エコカー減税で買い替えを促した結果、減ってしまった税収のバランスを取るため。つまるところエコカーの販促費を旧車のオーナーが負担しているわけです。決してバッテリーの廃棄や再生にかかるエネルギーコストや、内燃機関を使い続ける事による環境負荷の比較から、慎重に導き出された税制ではありません。
なのに分かりやすく旧車を悪に見立て、懲罰的な税を課すとは怪しからん。だいたい自動車先進国では、旧いクルマは税金が安くなるのが当たり前です。
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