PR TIMES、事業者とPRパーソンを支援するプロジェクトに長期サポート版を追加
飲食店・施設・教室等の小規模事業者向け
PR TIMESは6月29日、コロナ禍の小規模事業者が無料でPR相談できる「4 MEETSプロジェクト -出会うPR-」に長期サポート版を追加した。
本プロジェクトは、飲食店・施設・教室等の小規模事業者向けに、無料でPRのプロから提案を受けられる機会を用意するもの。フリーランスや小規模事業者のPRパーソンには、各事業者への提案を有償の仕事としてPR TIMESから依頼。事業者の相談とPRパーソンの提案は内容公開し、誰でも見られる社会の共有資産にする。そして、その提案を実際に発表する際には、PR TIMESでのプレスリリース配信を無償提供する。
5月1日にプロジェクトを始動した際、事業者とPRのプロの出会い(事業者は無料、PRパーソンは1件税別3万円の仕事となる短期サポート版)を1年間で最大1000件創出することを目指した。しかし、開始から2ヵ月の間に「何をしたらいいかわからない」というような短期で解決が難しい、長期サポートを必要とする相談も一定数見られたため、深い悩みにも寄り添える“長期サポート版”(事業者は無料、PRパーソンは1件税別20万円の仕事となる)を追加することにしたという。
受付期間は2021年4月30日まで。対象者は、新型コロナウイルス感染拡大の影響に苦しむ小規模事業者、フリーランスまたは従業員5名以内のPR事業者に属するPRパーソン。事務局による登録審査がある。
参加特典は、事業者がPRのプロに無料相談して提案を受けられる機会を提供。PRパーソンには1件3万円(税別)または20万円(税別)の仕事としてPR TIMESが発注する。金銭を受け取らないボランティア参加も受け付けている。また、本プロジェクトの提案が実現し発表される際にPR TIMESプレスリリース配信を無償提供する。
本プロジェクトには、これまでに36件の相談が事業者から寄せられ、51名のPRパーソンにプロジェクト参加申請した。事業者とPRのプロが出会った結果、集客方法の相談にPRのプロが具体的な手法を提案したり、事業者が温めていたアイディアをPRのプロがプレスリリース作成協力して発表したことで情報を広められたり、様々な支援のカタチが実現したという。
そして、相談内容と提案内容は4 MEETSプロジェクト-出会うPR-の理念に則り、誰でも見られる社会の共有資産として特設サイトにて公開されている。