このページの本文へ

ASCII Power Review ― 第83回

HUAWEI MatePad Pro 実機レビュー = 画面も速度もカメラ性能もピカイチのタブレットだ!!-倶楽部情報局

2020年06月29日 18時00分更新

文● ASCII倶楽部編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 アスキーの会員サービスASCII倶楽部では、会員の方だけが読めるさまざまな連載や特集が毎日更新中。

 本日は、ASCII倶楽部の人気記事「HUAWEI MatePad Pro 実機レビュー = 画面も速度もカメラ性能もピカイチのタブレットだ!!」を紹介します。


 ファーウェイは10.8インチディスプレーを搭載したハイエンドタブレット「HUAWEI MatePad Pro」を発売した。直販価格は6万5780円(税込)と、「Pro」のわりには手の届きやすい価格設定だ。

 本製品はOSに「Android 10」をベースにした「HUAWEI EMUI 10.1.0」を採用。アプリプラットフォームにグーグルの「GMS(Google Mobile Service)」ではなく、「HMS(Huawei Mobile Services)が搭載されている。わかりやすく言うとアプリストアはグーグルの「Playストア」ではなく、ファーウェイ独自の「HUAWEI AppGallery」を利用することになる。またGMSに依存するグーグルアプリは基本的に利用できない。

 とは言えファーウェイのハイエンドタブレットだけに、ハードウェア的には非常に魅力的なモデルだ。そこで今回のレビューではハードウェア、ソフトウェア面をレビューしたうえで、直近のHUAWEI AppGalleryでのアプリ入手性についても解説していこう。

ファーウェイ「HUAWEI MatePad Pro」直販価格6万5780円(税込)

プロフェッショナル向け
ハイエンドタブレットなのだ

 HUAWEI MatePad Proはアップルの「iPad Pro」を強く意識したプロフェッショナル向けハイエンドタブレットだ。OSは前述の通り「HUAWEI EMUI 10.1.0」、SoCは同社のフラッグシップスマホにも搭載されている「HUAWEI Kirin 990」(8コア、2×2.86GHz+2×2.09GHz+4×1.86 GHz)を採用。メモリー(RAM)は6GB、ストレージ(ROM)は128GBを搭載している。microSDメモリーカードスロットは非搭載だが、ファーウェイ独自の「NMカード」を装着することでストレージを256GBまで増量可能だ。

 約10.8インチディスプレーの解像度はWQXGA(2560×1600ドット、280ppi)、パネルはIPS液晶。約4.9mmの狭額縁とパンチホールディスプレーにより、iPad Proを上回る約90%の画面占有率を実現している。また、輝度は540cd/平方m、色域はDCI-P3をカバー。画質面にも注力されているのである。

 アウトカメラは約1300万画素/焦点距離26mm/F1.8/AF対応、インカメラは約800万画素/焦点距離26mm/F2.0/AF対応。スマホのフラッグシップ機のように名門カメラブランド・ライカの名は謳っていないが、複数枚撮影した画像を合成することで、暗所を明るく、低ノイズで撮影する「夜景モード」は搭載されている。

 通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.1に対応。残念ながらグローバル向けの5G対応「HUAWEI MatePad Pro 5G」は日本向けには販売されない。またWi-Fi 6(11ax)に対応していないのも残念ポイントだ。

 質感高いマグネシウム合金製ボディーのサイズは約246×159×7.2mm、重量は約460g。約7250mAhのバッテリーを内蔵しており、ビデオ再生時のバッテリー駆動時間は約12時間とされている。付属の充電器は20W仕様だが、40W充電可能な「HUAWEI SuperCharge対応充電器(40W)」を別売アクセサリーとして用意。またファーウェイのタブレット端末としては初めて、15Wワイヤレス充電と7.5Wワイヤレス給電に対応している。

背面にワイヤレス充電対応デバイスを置けば充電がスタートする。Qi対応であればデバイスは選ばない

 純正周辺機器としては4096段階の筆圧感知に対応するスタイラス「HUAWEI M-Pencil」(直販価格1万890円)、キーボードカバー「HUAWEI スマートワイヤレスキーボード」(直販価格1万6280円)を用意。HUAWEI M-Pencilは「Apple Pencil」と同様に、磁力で本体側面に装着し、自動ペアリング、充電が可能だ。

約10.8インチディスプレーは狭額縁とパンチホールディスプレーにより約90%の画面占有率を実現

筐体はマグネシウム合金製。ワイヤレス充電機構はちょうどロゴ上に配置されている

右側面(上)にはボリュームボタンと4つのマイクが、左側面(下)にはNMカードスロットが用意されている

上面(上)と下面(下)には名門オーディオブランドのHarman Kardonが音響チューニングを施したクアッドスピーカーを配置。また下面にはUSB Type-C 3.1 Gen1端子が設けられている

本体以外にACアダプター、USB Type-Cケーブル、USB Type-C to 3.5mmヘッドフォン変換アダプター、カードトレイ取り出しピン、説明書類が同梱される(今回借用したのはグローバル版。日本向けモデルとは同梱品が異なっている)

本体の実測重量は467.5g(カタログスペックは約460g)。ディスプレーサイズが比較的近い11インチiPad ProのWi-Fiモデルが471gなので、実測重量でもわずかにHUAWEI MatePad Proのほうが軽いことになる

今回借用したのはグローバル版。日本国内向けのHUAWEI M-Pencilには専用ワイヤレス充電器とペン先4本が付属する

ディスプレー画質はiPad Proと同等
M-Pencilの摩擦感がいいのだ


 続きは「HUAWEI MatePad Pro 実機レビュー = 画面も速度もカメラ性能もピカイチのタブレットだ!!」でお楽しみください。

 なお、こちらの記事の続きを読めるのはASCII倶楽部会員の方限定です。

 ASCII倶楽部には、今回紹介した記事だけでなく、PCやスマホ、カメラ、テレビ、オーディオなどの会員だけが読める連載が更新されております! さらに、週刊アスキー 電子版の最新号から過去4年ぶん以上のバックナンバーが読み放題となっております。

会員制読み放題サービス
ASCII倶楽部(アスキークラブ)

■利用料金
月額 税込1080円
※毎月1日~末日までの利用料金として

■支払方法等
●クレジットカード
* VISAカード/MasterCard/アメリカン・エキスプレスカード/JCBカード
●auかんたん決済
●ドコモケータイ払い
●Amazon アカウント
※auかんたん決済、ドコモケータイ払いを選択された方は、3日間無料キャンペーンをご利用いただけません。 ※ご利用になる決済機関によって決済時期及び決済方法が異なります。
それぞれの決済機関が定める利用規約等をご確認ください。

■提供時期
月額利用料金の支払い後、すぐに利用可能。

■推奨環境 <端末・ブラウザ>
【PC】
・OS
Windows 7 以上 , Mac OS X 10.10以上
・ブラウザ
(Windows)Internet Explorer 11※Edgeは除く , Google Chrome最新版 , Firefox最新版
(Mac)Safari最新版

【スマートフォン】
・OS
iOS 8 以上 , Android 4.x以上
・ブラウザ
(iOS)Safari
(Android)Google Chrome

URL ASCII倶楽部

カテゴリートップへ

週刊アスキー最新号

  • 週刊アスキー No.1522(2024年12月17日発行)

バックナンバー

  • 週刊アスキー No.1521(2024年12月10日発行)

  • 週刊アスキー No.1520(2024年12月3日発行)

  • 週刊アスキー No.1519(2024年11月26日発行)

  • 週刊アスキー No.1518(2024年11月19日発行)

  • 週刊アスキー No.1517(2024年11月12日発行)

注目ニュース

ASCII倶楽部の最新記事