マイナンバーカードの読取に対応した新次世代型マルチ決済装置「Incredist Premium II」を発表
株式会社フライトシステムコンサルティング
~マイナンバーを活用したクレジットカード決済を1台で対応、今秋より提供開始予定~
株式会社フライトシステムコンサルティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 片山圭一朗、 以下当社)は、当社製品であるマルチ決済装置「Incredist Premium(インクレディスト・プレミアム)」の後継機「Incredist Premium II(インクレディスト・プレミアム・ツー)」を開発し、従来のあらゆるクレジットカード決済に加え、新たにマイナンバーカード読取に対応し、2020年秋より販売を開始することを発表します。
当社は、国内のスマートフォン決済先駆者として、2010年9月より国内初のiPhoneやiPadをクレジットカード決済端末にする大企業向けソリューション「ペイメント・マイスター」を販売しております。また2016年3月には、マルチ決済装置「Incredist Premium(インクレディスト・プレミアム)」を発売開始しており幅広い業種に導入いただいております。(公式サイト:https://www.flight.co.jp/meister/)
一方で、2016年1月から開始されたマイナンバー(個人番号)制度ですが、現在では約2100万枚、普及率は16.8%になっています。本年9月からはマイナポイント(キャッシュレス決済で付与されるポイント)によるポイント付与や、2021年3月からは健康保険証としても利用できるようになる予定で、今後も様々な場面で広く活用されることが期待されています。
■マイナンバーカード対応
従来の「Incredist Premium」の後継機として、カード決済だけではなくマイナンバーカードの読み取りも対応した「Incredist Premium II」を開発し、地方公共団体情報システム機構が運営する「適合性検証済ICカードリーダライタ一」の適合試験を受け「マイナンバーカードに対応したICカードリーダライタ」として認定されました。
■当社決済ソリューションとマイナンバーカード
本年9月よりクレジットカードや電子マネー、QRコードなどのキャッシュレスで支払いを行い、かつマイナンバーカードを提示した顧客には25%ものマイナポイントが付与されるという、実質25%割引なサービスが開始されます(上限5,000円)。
また2021年3月から健康保険証のマイナンバーカードへの統合が開始されます。Incredist Premium IIは病院で健康保険証の確認と支払い業務における決済の両方を満たすことができる製品です。
今後当社では、従来のクレジットカード決済の読み取りニーズだけではなく、マイナンバーカードの読み取りを紐付けて一連の業務が行えるメリットを活かし、多店舗展開している小売業・医療関係者に向けて「Incredist Premium II」の拡販を目指してまいります。
■マイナンバーカード読取のソフトウェアソリューションの提供
WindowsパソコンやiPadを使ってマイナンバーカードを読み取り、公的本人認証、並びに氏名、住所、生年月日などの情報を取得するソフトウェアライブラリを提供予定です。各アプリケーションベンダーはこのライブラリを使うことで、アプリケーションの中からマイナンバーカードに登録されている情報の取得が実現できるようになります。
携帯電話や生命保険の契約、クレジットカードの申し込みなどに際しての本人確認のデジタル化を推進し、かつ入力の手間やミスを無くすアプリケーションが実現可能になります。
■決済ソリューションとの統合
WindowsパソコンやiPadを使ってクレジットカード及び電子マネーの決済を実現し、またマイナンバーカードの読み取りを実現するトータルソリューションを提供致します。
■Incredist Premium IIの主な特徴
・サイズ、重量は従来品「Incredist Premium」と同等
・読み取りカードは、従来と同様に磁気クレジットカード、接触型ICによるクレジットカード(EMV)、非接触I Cクレジットカード(コンタクトレスEMV)、Apple Pay、並びに日本の電子マネーに対応
・更に、マイナンバーカードの読み取りにも対応・iPad、Android、Windows PC等にBluetooth/USB接続することで、上記の各種カードの読み取りや決済が可能