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松村太郎の「"it"トレンド」 第301回

スタジオをゼロから作る まずは機材探しから

2020年06月20日 16時00分更新

文● 松村太郎(@taromatsumura) 編集● ASCII

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●どんなセットアップが必要か?

 基本的には、カメラ2台、マイク4つの構成で足りる収録を6スタの機能として持たせ、より大規模なものは教室も使える1スタに機能をまかてしまえば良いのではないか、と思います。

 とはいえその6スタすら、どんな用途で使われるのかがまだ不透明です。先述のパターンとしては、1〜2人までのニュースのようなスタイル、最大4人までのトークセッションの収録までは対応できるように、と考えていましたがそれだけでは想定が不十分です。

 たとえば授業の場合、デスクの後ろにホワイトボードや黒板を立てて収録するかもしれません。あるいは机の上で何かを描いたり、使い方を説明するようなビデオを撮影する場合、テーブル面に水平にカメラを固定するためのスタンドも必要になります。

 あるいは、これはスタジオの機能というべきかわかりませんが、キャンパス内の別の場所、あるいは芝生の校庭で何かを収録する想定もしなければなりません。行った先で音声が綺麗に収録できるかどうか、照明は大丈夫かといった心配もしておく必要があります。

 このあたり、リサーチだけでは勝手がわからないため、実際に映像を撮っている方、メーカーの方に話を聞いていかなければなりませんね。ということで、さっそく取材を始めたいと思います。

 

筆者紹介――松村太郎

 1980年生まれ。ジャーナリスト・著者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。またビジネス・ブレークスルー大学で教鞭を執る。モバイル・ソーシャルのテクノロジーとライフスタイルについて取材活動をする傍ら、キャスタリア株式会社で、「ソーシャルラーニング」のプラットフォーム開発を行なっている。

公式ブログ TAROSITE.NET
Twitterアカウント @taromatsumura

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