キー入れ替えとショートカットキーのカスタマイズが可能な
「Keyboard Mangaer」
「Keyboard Manger」は、「キー入れ替え」(Remap keyboard)と「ショートカット変換」(Remap shortcuts)をするものだ。
「キー入れ替え」とは、キーボードの単独キーを入れ替えるもの。
たとえば、「Delete」キーと「BackSpace」キーを入れ替えるといった用途に使う。入れ替えられるのは単独のキーのみで、複数キーの組み合わせ(たとえば「Ctrl+C」のようなもの)は、対象にすることができない。
これに対して「ショートカット変換」は、複数キーの組合せからなる「Ctrl+V」のようなキーボードショートカットを別のキーボードショートカットに入れ替えるもの。こちらでは、単独キーの入れ替えはできない。
これまで、Windowsでは公式のキーボード入れ替えは、レジストリによるものしかなく、あとはサードパーティ製のツールに任されていたが、変更のたびに再起動が必要なものが多く、一時的な変更というわけにはいかなかったが、PowerToysのKeyboard Managerは再起動が不要で、いつでもキー入れ替えが可能だ。
ざっと見た感じ、個々の機能としては動作しており、キー指定のユーザーインターフェースも動作しているが、日本語などIMEが動作している環境を考慮できていないようなので、このバージョンの日本語環境では利用は避けたほうがいいだろう。
PowerToysは、機能も充実してきており、特に当初から搭載されているFancy Zonesだけでも利用価値がある。とりあえずは、ニュースなどで概要を掴んでおき、9月頃の正式版を待つのがよいと思われる。
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