広角でもマクロでも撮れるトリプルカメラが楽しい
背面のカメラ部には4つの丸が並び、4眼カメラと勘違いする人がいるかもしれませんが、上の3つの丸がレンズで、一番下の丸はレーザーオートフォーカスのセンサーです。トリプルカメラは、上から広角(800万画素/視野角118度)+メイン(1600万画素/F1.8)+マクロ(200万画素)という構成です。
2万円台のスマホということもあり、画質にはそんなに期待していなかったのですが、屋外では明るくナチュラルな色で撮れる印象。望遠レンズは搭載していませんが、8倍までのデジタルズームが可能で、4倍くらいまでは画質の劣化がそんなに気にならず、実用レベルという印象。「マクロ」モードも、花などの撮影に重宝しそうです。
使っていて、「いまひとつ」と感じたのはAIによる被写体・シーン認識機能。たとえば、屋内で料理を撮影する場合に、AI認識が有効になると、暖色系が強くなりすぎて不自然な色調になることがありました。ただし、AIによる自動補正が気に入らない場合に、それをすぐにオフにできる機能も付いています。
従来モデルから搭載されている特殊な撮影モードも健在。タップした個所の色だけを残して、あとはモノクロに変える「スポットカラー」は手軽に楽しめて、SNSでの受けもよさそうなのでオススメです。
この連載の記事
-
第511回
スマホ
価格も性能も妥協したくない人にオススメの王道ハイエンドスマホ3選 -
第510回
スマホ
スマホは高くない! 2万円台で買えるオススメ格安エントリースマホ4選 -
第509回
スマホ
着せ替えスマホ「CMF Phone 1」はカスタマイズが楽しいが実用面での弱点もあり -
第508回
スマホ
たたんでも極薄9.2mm! 世界最薄折りたたみスマホ「HONOR Magic V3」を試す -
第507回
スマホ
シャオミの「Redmi Note 13 Pro+ 5G」は2億画素カメラに防水防塵など必要な機能が揃って6万円以下 -
第506回
スマホ
Galaxy Z Fold Special Editonを最速レビュー! 厚さ10.6mmの薄型折りたたみスマホ -
第505回
スマホ
シャオミの折りたたみ機「Xiaomi MIX Fold 4」は閉じても9.47mm! ライカカメラ搭載の激薄機をレビュー -
第504回
デジタル
唯一無二の3つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT Ultimate Design」を早くも触った! 40万円の価値アリ! -
第503回
スマホ
シャオミのフラッグシップキラー「POCO F6 Pro」はハイパワー、急速充電、カメラのエモさが魅力 -
第502回
スマホ
vivoのカメラフォン「X100 Ultra」はカメラグリップでコンデジに変身する -
第501回
スマホ
1型センサーで世界一カメラのファーウェイスマホ「Pura 70 Ultra」はデジカメとして使いたくなる - この連載の一覧へ