在宅が豊かになりそうなスタートアップ商品5選

　新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、自粛生活が続く昨今。みなさまいかがお過ごしでしょうか。まじめに引きこもっている分、余計な無駄遣いをしなくて済むかと思っていましたが、そう簡単にはいかないものですね。

　外に出歩くことができないストレスを、ついついネットショッピングで発散しがちになってしまいます。ポチっとすればいとも簡単に購入できてしまうのも憎いところですね。自粛生活が長引くとなると、物欲が強い者にとって誘惑との闘いが続くことになりそうです。

　さて、世の中には多くのショッピングサイトが林立しているわけですが、「Amazon Launchpadストア」というのがあるのをご存じでしょうか。

　Amazon.co.jpの中にあるスタートアップ企業の商品専用のカテゴリーです。スタートアップ企業を支援するグローバルプログラム「Amazon Launchpad」の特設サイトで、マーケティングやセールスサポート、配送サービスなどでスタートアップをサポートしているとのこと。ストア内では、紛失防止タグの「MAMORIO」など人気を博したスタートアップ商品を取り扱っているほか、アイデア豊かなガジェットが数多く用意されています。

　そこで今回、在宅が豊かになりそうなガジェットを独断と偏見で5個ご紹介。せっかく経済を回すなら、スタートアップへの支援もこめて、ほかにはないお役立ちグッズを手にしてみてはいかがでしょうか。

温かい飲み物を瞬間冷却する「ハイパーチラー」

　「ハイパーチラー」は、飲料水をおよそ1分で冷蔵庫レベルまで急冷できるマグです。たとえば、冷酒を飲みたいがぬるいお酒しかない、アイスコーヒーを飲みたいがホットコーヒーしかないという状況ですぐに冷やすことができます。内部は3層構造になっており、内側と外側の氷の層が中間層の飲み物をイッキに急冷するという仕組みです。食品用のステンレスで遮断されているため、氷で薄まるということがないとのこと。理屈抜きで試してみたい一品です。

耳が痛くならないワイヤレスエアーヘッドホン

　ワイヤレスエアーヘッドホン「VIE SHAIR」（ヴィー・シェア）は、メガネなどに使われる柔軟で丈夫な特殊樹脂を3Dデザインした「エアーフレーム」により、爽快な付け心地を実現。長時間装着しても痛みがないとしています。耳が痛くなるのが嫌でヘッドホンを敬遠している者には非常にうれしい作りです。音質のほうが気になりますが、試してみる価値はありそうです。

ミディアムレアの肉が作れる真空低温調理器

　真空低温調理器の「BONIQ」（ボニーク）は、湯せんの温度を一定温度にキープし、タンパク質が固まらない温度帯で調理することで、レストランクオリティーの肉を調理できるという代物。物欲と食欲の双方を満たせるアイテムではないでしょうか。飯テロともいうべきプロモーション動画も必見です。

 

しっぽが動くクッション型セラピーロボット

　クッション型セラピーロボット「Qoobo」（クーボ）は、そっと撫でるとふわふわと、たくさん撫でるとぶんぶんしっぽを振ります。無駄をそぎ落としたSFチックな外見ながら、不思議とキュートでユーモラスです。マンションの都合やアレルギーなどの問題で「ペットを飼いたくても飼えない」人にはドストライクの商品ですね。

おしっこやこぼしたコーヒーを吸える「switle」

　「switle」（スイトル）は、掃除機の先に取り付けることで水洗いできるクリーナーヘッドです。カーペットや畳にこぼしたペットのおしっこ、コーヒーなどを、汚れをおとしながら吸い取ることができます。掃除機の吸引力だけで、「水を噴射」と吸い取るを同時に実現するとのこと。どの程度完璧に汚れを落とせるのかが気になるところですが、これ1台あるとないとでは、かなり安心感に違いがでるのではないでしょうか。