4K&120fps対応!懐かしさを残した『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』のSteam版をレビュー

2020年05月02日 15時00分更新

文● ジサトラハッチ/ASCII

 1995年9月30日にスーパーファミコン(スーファミ)向けゲームとして発売された『聖剣伝説3』は、シリーズ三作目にして6人のキャラクターから選んだ主人公と仲間の組み合わせにより物語の展開が変わる“トライアングルストーリー”が特徴であった作品だ。

 そんな聖剣伝説3が、3Dゲーム制作に定評のある「Unreal Engine 4」を採用し、グラフィックの向上、キャラクターボイスの対応、アレンジ曲を加えて『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』として、現行機用にブラッシュアップして登場した。

 Nintendo Switch、PlayStation 4(PS4)版は4月24日に発売され、パソコン(PC)でプレイできるSteam版は、4月25日から配信が開始された。

 ちなみに筆者は毎日起きたらまずPCを立ち上げる生活を送っているのでSteam版をプレイ。Steam版は、解像度が3840×2160ドットの4Kまで対応。また、1秒間に描画できる静止画の数を表すフレームレートは120fpsまで対応している。

Steam版のオプション画面。PS4版にはなかった画面モード、画面解像度、最大フレームレートの項目が増えていた

 発売前からも注目を集め、体験版の配信、発売後も好評を得ている。さて、そんな本作だが、筆者は原作であるスーファミ版を8いや10回はクリアしたのではないか、というほど、プレイしている。

 聖剣伝説シリーズで好きなのは?と聞くと、(第一作目の)聖剣伝説FF外伝や2という人の声は多いが、筆者はどうも登場キャラクターが多いと、いろんなキャラのパターンを見てみたいという欲求が強く、そうしたゲームに心惹かれる質のようだ。

 聖剣伝説3では、キャラクターが6人いるだけでなく、後述するがその各キャラクターたちには複数のクラスが用意されている。1回目のクラスチェンジでは、光か闇の2パターンに分かれる。

 そして、2回目のクラスチェンジでなれるクラス3は、さらにそこから光、闇のどちらかのクラスにチェンジできる。

 このクラス3をできる限り自分で使ってみたい、キャラ+クラスのいろんな組み合わせを試したい、という欲求から、プレイ回数を重ねてしまっていたのだ。

 そんな本作だが、なんとストーリークリア後にクラス4にチェンジできるようになるという。しかも、2パターンあるとか。ん~、今回も複数回プレイしたくなりそうな予感。

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