アマゾンジャパンは、Amazon EchoやFire TVなどのAmazonデバイスに新しい機能を追加した。また、新型コロナウイルスの影響でユーザーが自宅で過ごす時間が増えている事を受けて、AmazonブログDay Oneのコンテンツを拡充し、子どもの学習やリモートワークに役立つAmazonサービスおよびデバイスの活用方法を紹介している。
Alexaの新機能として、漢字の書き順を表示する機能を追加。スクリーン付きのEchoシリーズに、「アレクサ、〇〇の漢字の書き方を教えて」と呼びかけると、思い出せないちょっとした漢字から、「檸檬」や「薔薇」などの難しい漢字まで画面に表示して教えてくれる。さらに新しい機能として、画面に表示された漢字をタップすると、書き順をアニメーション表示できるようになった。
また、Amazonポイントの残高照会をAlexaで確認できるようになった。「アレクサ、Amazonポイントを教えて」と呼びかけると使用できる。
Fire TVシリ―ズで使えるアプリに「Apple TV」アプリケーションを追加。Apple TV+や、Appleで購入・レンタルしたコンテンツをFire TVシリーズで視聴できるようになった。Apple TVアプリケーションは、Fire TVの検索からApple TVと入力してダウンロードすると利用できる。Apple TV+、iTunes映画の視聴には事前にAppleデバイス上で登録・購入が必要。
さらにアマゾンジャパンは、AmazonブログDay Oneのコンテンツを拡充。「子どもの好奇心を広げる!利用者が選んだ子どもが喜ぶ人気コンテンツ」では、子ども向けの定額コンテンツサービス「Amazon FreeTime Unlimited」の利用者が選ぶ、人気のコンテンツのランキングを知育、ゲーム、本などジャンル別に紹介している。
「おうち時間を充実させるAmazonデバイス活用術【リモートワーク編】」では、Alexa搭載デバイスで利用できるAlexaスキルを活用した仕事をより効率よく進められる環境音や、Fire TVシリーズで利用できるアプリを活用したエクササイズ、Kindle電子書籍リーダーを活用してリラックスする方法などを紹介している。
また、新型コロナウイルスに対するAmazon EchoやAlexaを活用した取り組みとして、Alexaに自宅で症状にあった対処法を確認できる機能を追加。「アレクサ、新型コロナウイルスへの対処法を教えて」と話しかけると、Alexaは厚生労働省のホームページ上で公開されている質問をユーザーに尋ねる。Alexaを通じて、回答に基づく症状とリスクレベルに適した厚生労働省が推奨している措置がわかる。
アマゾンは、世界中の病院や学校、コミュニティーと協力し、患者と遠隔で安全に通信する必要がある医療従事者や、学校や図書館が閉鎖中に教材が必要な子どもたちなどをサポートするために総額500万米ドル相当のAmazonデバイスを提供している。