MacBook Air&iPad Proに新型登場! キーボードを始め、その真価は? 第12回
iPad Proへのパススルー充電機能が便利
iPad Pro専用Magic Keyboardレビュー 打鍵感向上以外にもいろんな発見!
2020年04月20日 22時00分更新
アップルが当初5月の発売を予定していた、iPad Proの専用アクセサリー「Magic Keyboard」の発売日を前倒しした。Apple Storeでは4月16日午前0時に受注を開始、4月21日から到着という表示。しかし、早期に購入を決めたユーザーのなかには、すでに到着しているケースもあるようだ。注目製品のハンズオンレビューを紹介する。
想像していた以上にスリムな本体
Magic Keyboardは、12.9インチと11インチとそれぞれのiPad Proにサイズを合わせた製品が発売される。サイズによる機能の違いはない。2018年秋に発売されたホームボタンのないiPad Pro 12.9インチ/11インチを使っているユーザーは、自身のiPad Proにも対応するアクセサリーなので、ぜひ我が事として一緒にレビューを読んでほしい。
筆者はさまざまなアクセサリーを組み合わせて、「使える」機能を拡張できるiPad Proが好きだ。2018年のiPad Proが発売された当初から専用アクセサリーとしてラインナップする「Smart Keyboard Folio」を、ふだんはテキストの執筆に使っている。Smart Keyboard Folioのタイピング感も慣れれば快適だし、今のところ特に不満もない。
ただ最新のMacBook Airと同じ、スムーズな打鍵感が得られるMagic KeyboardがiPad Proに対応したとなれば注目するほかないだろう。
今回は12.9インチのiPad Pro用Magic Keyboardを試している。iPad Pro専用Magic Keyboardはルックスや外装の質感は、Smart Keyboard Folioによく似ている。iPad Proのカバーも兼ねている本体をボックスから取り出して手に持ってみると、思い描いていたよりもずっとスリムで驚いた。
Magic Keyboard単体の質量を手元のキッチンスケールで計ってみたところ、約700gだった。値はざっくりとした目安として捉えてほしい。組み合わせているCellular+Wi-FiモデルのiPad Proが約643gなので、ふたつの機器を足すと約1.34kgになる。
質量約1.29kgの2020年版MacBook Airよりもわずかに重いことになるが、手に持って比べてみても感覚としてはほとんど重さは変わらない。むしろiPad Proの保護カバーでもあることを考えればポータビリティと堅牢性のバランスは一般的なノートPCよりも格段に良いと思う。

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