このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 5 次へ

新車を買った情報2020 第47回

マツダ ロードスターRFを2000円でコーティング「シリコン洗車」が面白い

2020年04月05日 09時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

■カーケアのMake:ムーブメント?

 ガラスコーティングのイメージといえば、塗装に密着して硬化するもの。その「強固な皮膜」は1年、2年は持つと言われ、それに比べればシリコーンオイルなどヘナチョコそのものであります。

 私のロードスターにはガラスコーティングも施工していますから、双方のメリット、デメリットについて理解しているつもりです。が、そんな中でKF-96が人気を博す背景には、ガラスコーティングに対する不信感があるように感じています。

 汚れがつきにくいと言われるガラスコーティングも、屋外駐車で1ヵ月も放っておけばウォータースポットやらイオンデポジットが付き始める。それを防ぐには、結局、短い間隔での洗車やメンテナンスをしなければならない。じゃあ「一体何のためのコーティングなのか?」という疑問が生じるのは当たり前の話。施工費用も決して安くありませんから、そうした現実もYouTubeで広まっていったわけです。悪いのはちゃんと説明をしないディーラーや施工業者で、コーティング剤には罪のない話なんですが。

 で、そこにタイミング良くやってきたKF-96は、ビジネス的な押しつけがましさとは無縁、かつ「洗車は自分の工夫で好きにやっていいのだ」という、なんだか楽しげなメッセージも同時に運んできた。私もそうでしたが、じゃあ安いし試してみるか、ということになる。この辺の流れは「Make:」が起こしたDIYムーブメントに近いようにも感じています。

 そしてKF-96は洗車以外にも使いどころがあります。特に冬の北海道におけるロードスターRFのようなクルマには有用と感じる場面がありました。その辺の話は長くなりそうなので、いずれまた。

前へ 1 2 3 4 5 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ