高機能ストレージ「Drobo」でデジタルライフをアップデート 第6回
動画時代の企業活動の必需品! 作業ドライブにも使える大容量&セキュアなストレージ「Drobo」
2020年04月06日 11時00分更新
動画データの管理・運用に最適なストレージとは
企業で動画を制作する場合は複数人によるチームで作業することが多いはず。その際、こういった多様なデータがバラバラに存在していると、所在確認などに手間取り生産性低下やミスにつながりやすい。それを避けるには、データの一元管理が重要になる。そこで役に立つのがDASやNASだ。これらはRAIDと呼ばれる技術で複数のHDDを仮想的に束ね、ひとつのドライブとして取り扱うことで単独のHDDでは不可能な大容量を実現している。そこにデータを集約することで、ファイルが散逸したり重複したりする危険を減らすことが可能だ。
もっとも単にデータを一箇所に集約するだけなら「容量」の大きなDASやNASを用意すれば済むが、実際にはそれほど単純な話ではない。日々の動画制作で増え続けるデータをハンドリングしていくには柔軟に容量を拡張していける「使い勝手」も大切。
作業をスムーズに進めるにはサイズの大きなファイルを高速に読み書きできるような「速度」も必要になる。同時に大切なデータが故障や停電などで消失してしまわないよう「堅牢性」や「耐障害性」も考慮する必要がある。
●動画制作で使用するDAS・NASを選ぶポイント
・容量
・使い勝手
・速度
・堅牢性・耐障害性
これらのポイントをすべてを満たすのはかなり難しそうに感じる。しかしDroboなら、各要素を高い水準でクリアしている。それぞれ紹介していこう。
容量
まずは「容量」。Droboの場合、モデルによって異なるが、3.5インチHDDを最大5台または8台まで搭載できる。仕様上は最大64TB(「Drobo 8D」は128TB)まで容量を増やすことが可能。これだけあれば、動画データをガンガン保存していっても、かなりの期間容量不足に陥ることはないはずだ。
使い勝手
Droboの場合、初めからHDDを最大台数まで搭載しておく必要はなく、最低2台から使い始めることができる。しかもホットスワップに対応しており、本体が稼働中にHDDを脱着して簡単に増設・交換することが可能。このため最初は当座必要な分だけのHDDを用意して運用し、必要に応じて新しいHDDを増設したり、より大容量のHDDに交換したりして柔軟に容量を拡張していける。
さらに機種によってはより大容量なモデルに移行できるケースも。たとえば、HDDを5台搭載できる「Drobo 5C」や「Drobo 5D3」の場合、ファイルフォーマットを「HFS+」にしておけば、最大8台まで搭載できる「Drobo 8D」に移行できる。手順は、HDDをそっくりそのまま移し替えるだけと簡単。もちろん移行元のDroboで保存したデータは移行先でもそのまま利用できる。こうした使い勝手のよさも魅力のひとつだ。
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