このページの本文へ

アスキー編集部、在宅ワークはじめました 第8回

限界テレワーク家庭に「Archer A10」を導入してみた

在宅勤務で「ネットが妙に遅い」のは古いWi-Fiルーターのせいかも

2020年03月30日 11時00分更新

文● 二瓶朗 編集●ASCII

提供: ティーピーリンクジャパン株式会社

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

息子(と筆者)のヘビーなゲームプレイも楽々!

 そしてコトは在宅勤務夫婦だけの問題ではなくなった。臨時休校による自宅待機を命じられた息子は、ひと通りの自主学習を済ませたあと、スマホでゲームをするし、YouTubeだってバリバリ見る。もちろんネットの使い道は遊びだけではない。自宅で学習するにあたって役立つ各種資料や動画が文科省をはじめさまざまな組織から一斉にネット公開された。最近では当然ながらHD動画での配信が多いので、帯域も大きく利用する。子どもの「学習」にもネットは欠かせないインフラなのだ。

動画資料が映ったタブレットを横目に勉強することだって珍しくない。子どもだってテレワーク(?)するのだ

 ……まあ実際のところ息子だけの話ではない。ついでに言えば、我々夫婦だって休憩時間にはNetflixやAmazonプライムでドラマを楽しむこともある。時と場合によっては、3人それぞれがフルHD画質で数時間動画を鑑賞していることすらある。さらに言うなら、息子だけではなく筆者もゲーム好きである。最近のゲームタイトルはプラットフォームやプレイ人数を問わず常時接続を要求するのが普通だし、たびたび数GB単位のアップデートだって来る。

 子どもは自分の部屋やリビングなど家中を移動しながら、わりと自由にスマホを使っているのだが、ときおり生意気にも「ここは電波がわるいよ」などと言うことがあった。具体的には寝室のベッド上だ。そんなところでゲームをするな、と言いながら画面をのぞき込んで確認してみると、確かにWi-Fiの通りが悪い(我々夫婦は寝室でスマホを使わないルールなので実感がなかった)。

家中どこに居てもスマホを使い倒す息子。「Archer A10」の諸機能が活きていることを示す絶好の確認役となってくれた

 しかし「Archer A10」を導入すると、息子からのクレームがなくなり、筆者も試してみたところ安定した通信ができるようになっていた。これは「ビームフォーミング」技術の影響だろう。

 接続が確立されたデバイスの位置を追跡して最適な電波状況を保つこの機能に加え、前述したバンドステアリング機能によって「Archer A10」から近めの場所では5GHz帯、離れたら2.4GHz帯と自動的に切り替えてくれるからこそ得られた快適通信ということだ。また、耐水タブレットを利用した風呂場での動画視聴も快適になっている。なお、筆者が動画を風呂で鑑賞していることは息子には内緒である。

テレワークで注目が集まるVPNもサポート!

 ほかにも「Archer A10」には注目すべき機能がいくつか搭載されている。その1つがVPN対応である。家庭向けのWi-Fiルーターながら、OpenVPNとPPTP VPNをサポートしている。これまで一部のユーザー以外はスルーされがちだったVPNではあるが、この在宅勤務の波で注目されつつある。会社側の環境やポリシーに左右されるが、対応していれば「Archer A10」を介して安全に社内のパソコンやサービスとアクセスできるし、息抜きでカフェ仕事をすることもある筆者にとっても、宅内NASへ安全にアクセスできるありがたい機能だ。

外出先はもちろんのこと、在宅勤務中に社内のサービスなどを利用する際にはセキュリティに気を付けたい

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン