2021年提出分も65万円控除を受けるために今から準備!
【2020年提出】確定申告で後悔しない方法
提供: 弥生
えっ、まだ青色申告じゃないの?
65万円控除のほかにも、青色申告には多くのメリットがあります。例えば、自宅を事務所として使っているなら、家賃や電気代の一部や、仕事を手伝ってくれている家族に支払う給与を必要経費として計上できます。また、黒字が出たときは、過去3年以内の損失と相殺して利益を減らして所得税を減らせる「純損失の繰越制度」なども利用できます。
2021年提出分から青色申告をするには、所轄の税務署に「所得税の青色申告承認申請書」と「開業届」を2020年4月16日までに提出しなければなりません。新たに開業した人は、原則として開業日から2ヵ月以内に青色申告承認申請書を提出します(開業日が1月1日~1月15日の場合は、例年は3月15日が提出期限)。まだ白色申告の人は、ぜひ2021年提出分から青色申告にしましょう。
2021年提出分も65万円控除を受けるために
今から準備しよう
2021年提出分からは基礎控除額だけでなく、青色申告特別控除も変わります。これまでは、複式簿記での記帳、貸借対照表と損益計算書の添付、期限内の申告といった要件を満たせば65万円の特別控除が受けられましたが、2021年提出分からは、書面での提出は55万円控除に減額となります。
引き続き65万円の控除を受けるには、e-Taxによる電子申告か、または電子帳簿保存が必要です。電子帳簿保存は、帳簿や証憑書類などを電子データで保存する方法ですが、保存の手順や設備の要件が厳しいうえに、3ヵ月前までに承認申請書を税務署に提出する必要があります。電子帳簿保存の導入には費用も時間もかかるので、フリーランスや個人事業主には、e-Taxがお勧めです。
やよいの白色/青色申告 オンラインを使えば、e-Taxによる確定申告は簡単。独自のe-Taxモジュールを搭載し、作成した申告データを直接e-Taxに送信できます。
なお、e-Taxを利用するには、マイナンバーカードと対応したICカードリーダーが必要です。マイナンバーカードは、申請から受け取りまで約1ヵ月かかります。スマホからオンラインで申請できるので、早めに申し込んでおきましょう(交付方法について詳しくはこちらhttps://www.kojinbango-card.go.jp/)。
(提供:弥生)
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