子育てについて、父母世代とギャップを感じることがあります。
たとえば、3歳4ヵ月の娘は自分の思い通りにならないと泣くことがあります。娘に限ったことではなく、すべての子どもにあてはまることでしょう。特に、お菓子を食べさせない(一日の限度数を越えたらあげない)と、よく泣きます。
そのとき、妻は叱る役割、夫の私は娘を受け入れて話を聞き、話をして落ち着かせる役割となります。その逆もあります。前者の場合はすぐに私の元に走ってきて、「お父さん~~、聞いてよぉ」などと顛末を話してくれます。
そこで私は話を聞いたり慰めたりしているのですが、両親や義母からは「突き放さないから甘すぎるんだ」と毎回耳にタコが出来るくらいに言われます。両親や義母いわく、娘が泣いていてもしばらく放っておいた方がいい。「抱き癖がついてしまったりすると二人が後々に大変になるぞ」とも。
おそらく指摘は間違っていないのでしょうが、そんな風に両親や義母から指摘をされたり小言を言われたときは、受け入れるかどうかは別として「ありがとうございます!」と二人で耳を傾けて話を聞くようにしています。「そのようなやり方もあると思いますし、私たちの方法もありますので、難しいですよね〜。昔と今のやり方では多分違うこともありますよね〜」などと言いながら。
解決には至っていないのですが、両親や義母をけなすことをせず、少しだけ立てて話をして終わりにしているんですね。ポイントは、話を聞く態度を見せること。話は聞くだけで流してもいいわけです。お互いに我を張っても意味はありませんし、何より娘のケアが大切なので、意見に構っている余裕はありません。
ちなみに抱き癖についてですが、娘が「抱っこ~」とせがんだとき話をするようにしたところ、確かに以前ほど抱き癖はなくなってきたように思います。娘は私たち夫婦の気持ちを誰よりも理解してくれているからだと思いますし、抱っこ以上に興味のあるものに目がいけば問題なしです。
アスキーキッズメルマガ 毎週土曜に配信中
アスキーキッズは毎週土曜、一週間ぶんの記事をまとめて読めるメールマガジンを配信中。人気連載「ほぼほぼ育児」をはじめ、ニュース、イベント、プログラミング教育入門、みんなの子育て体験談など、子育ての参考になる情報満載です。ご登録はこちらから。
※筆者による寄稿記事です